検索しても有効なページが表示されないキーワード
ユーザーは自分が感じた疑問や問題を検索して情報を取得して解決します。この疑問や問題の解決は、最初に入れたキーワードですぐに解決出来る場合もありますが、色んな複合キーワードで検索して、色んなホームページを訪れても問題の解決策が記載されていなくて、何度もブラウザの戻るボタンを押して、様々な複合キーワードで検索して、ようやく解決策に辿り着くことがあります。
また、どれだけ検索しても有効な解決策が見つからずに諦めることもあります。このような複合キーワードを色々試して検索してもユーザーにとって有効な解決策が見つからないキーワードは、まだ、そのキーワードで有効なコンテテンツが無く、Googleも仕方なく関連性が低いページでも上位に表示していることがあります。
サジェストキーワードでも検索ボリュームの小さいキーワードが狙い目
サジェストキーワードの中でも検索ボリュームの小さいキーワードは、そもそも市場が小さいので、ほとんどの企業はこのキーワードのコンテンツを作成していません。
ユーザーはどうしても解決したい問題があるのに適切なコンテンツが無いキーワードは、ユーザーの悩みを解決出来るコンテンツを掲載出来れば、確実にコンバージョンに繋がります。
競合がコンテンツを記載していないキーワードを拾って良質なコンテンツを記載する
競合サイトがユーザーの疑問に対する明確な回答を記載したコンテンツを公開していないキーワードを探し出して、そのキーワードを狙って良質なコンテンツを掲載すると、Googleの検索結果で上位に表示されることはほぼ間違いありません。
そして、ユーザーがそのキーワードでどんな問題に直面していて、何を解決したいのかを考えて、確実な解決策を公開して、問題解決できる情報を渇望しているユーザーの目に留まれば、とても喜ぶはずです。このようなユーザーに喜んでもらえる情報を掲載することがWEBマーケティングではとても重要で、コンバージョンの高いユーザーを獲得出来ますし、ファンを獲得出来る施策になります。

ビッグキーワードはユーザーのモチベーションが低い
SEOを依頼する企業は必ずビッグキーワードでの上位表示を狙って、そのキーワードでの上位表示を依頼されますが、ビッグキーワードで検索しているユーザーは解決したい疑問や問題が明確では無く、ニーズも漠然としているので、検索結果の上位に表示されてアクセスを獲得出来たとしても、コンバージョンに繋がる可能性はとても低いので、費やすリソースの割に有効なアクセスは獲得出来ません。
ビッグキーワードで上位に表示されれば、ブランドとしても確立出来るので、指名検索されるようになり、Googleからの評価も高まる可能性もあるので良い面もありますが、概して労力に見合うような効果は期待出来ません。
検索ボリュームが小さくなればなる程ユーザーの解決したい問題は明確
キーワードの検索ボリュームが小さくなればなる程、ごく限られたユーザーだけが直面している問題で、しかも切迫していて、強く問題解決を望んでいます。多くの人が直面する問題では無いので、「よくある質問」などでは当然解決出来ないので、必死に検索して解決策を探しています。
しかし、ほとんどの企業は、ごく少ないニーズのためにコンテンツを作成することはコストに見合わないと考えますし、そもそも、そのようなニーズがあって必死にキーワードを変えて検索しているユーザーがいることを認識していません。
このようにキーワードを色々変えて必死に検索している人は、困っている人でもあります。この困っている人を助けてあげるコンテンツを掲載している企業はユーザーに対して親切な企業でもあります。
常にユーザーに対して親切な行動をしている企業に対しては、ユーザーから支持されるようになり、ファンを獲得出来るようになります。ファンを多く獲得出来るようになると、ファンの中から、自分で運営するblogなどからリンクを設置してくれる人が出て来る可能性もあります。

なかなか解決出来なかった問題を解決してくれるサイトは記憶に残る
どれだけ検索しても解決出来なかった問題を解決してくれるサイトに出会うと、ユーザーの心に深く残ります。また、自分が深く悩んでいる問題を同じサイトで解決出来ると、そのサイトは自分の師匠のように常に自分に適切な示唆を与えてくれるサイトと認識され、そのサイトのファンになります。
ファンを多く獲得出来るサイトはネット上でもとても強いサイトになります。単に大企業だから信頼できると言うのと、自分の問題を常に解決してくれるサイトでは信頼感が全く違います。
ユーザーから大きく深い信頼を勝ち取れる専門性の高い情報を記載することがとても重要なことです。