良質なWEBコンテンツはある意味狂気でないと作成できません

競合他社と同程度で満足してはいけません

良質なWEBコンテンツの作成をする場合、「競合他社が出している情報はこの程度だから」と言う理由で、程々の情報発信にとどめるようなことは止めましょう、良質なWEBコンテンツを制作すると言うのは、これまでほとんど全くと言って良いほど行われて来なかったので、すでに公開されているWEBサイトの情報を基準にして、「この程度で良い」と判断してはいけません。そのような判断をしているといつまで経ってもコマーシャルから脱することは出来ないからです。

インターネット以前までのマーケティングでユーザーに商品を認知させるためには時間や文字数が制限されたコマーシャルかページ数に限りのある商品カタログか店頭のPOPしかありませんでした、なので、限られた時間や文字数で商品の良さをユーザーに効果的に伝えることを主眼にキャッチコピーなどが考えられて来ました。あまりにも限られた情報しかユーザーに伝えることが出来なかったので、商品の良さを簡潔に伝えることしか出来なかったのです。そんなマーケティング手法が長い間行われて定着してしまい、長い文章でユーザーに情報を伝えると言う感覚が全く無くなってしまっていたのです。日本では1888年に最初の広告代理店が営業を始めています。なので、インターネットの歴史と比べものにならない位広告の歴史は長いのです。そんなコマーシャルが情報発信の出発点だったので、発信できるページや情報の制限が無くなったWEBサイトでもこれまでと同じ発想のコマーシャルばかり掲載されていて、ユーザー目線で、ユーザーの不満や問題解決、共感や感動を得られる情報を発信すると言う発想は今でもほとんどありません。また、そんな長い文章をユーザーは読んでくれないと勝手に思い込んでいる人もいますが、長い文章が読まれないのは、商品の売り込みばかりで、ユーザー目線でユーザーの役に立つ情報では無いからです。さらに動画を制作して公開することも簡単に出来るようになって、多くの人に見てもらえる可能性もありますが、積極的に制作して公開している企業も少ないようです。

WEBサイトがほとんど文章の無い画像だけで作られているページがあるのもコマーシャルの名残りです。画像もどれだけ美しい画像を掲載しても、Googleは判定できません。画像はGoogleにとっては真っ白な紙が張り付けてあるようなものなのです。ユーザーにコンテンツをより理解してもらうためには画像を効果的に使うことも考えないといけませんが、Googleに認識させるためにはalt属性を記載しましょう。

狂気

これまでのユーザーに認知してもらうマーケティング手段

1、時間や文字数に制限ののあったテレビやラジオのコマーシャル

2、掲載面積に限りのあった新聞や雑誌の広告

4、ページ数に限りのあった商品カタログ

5、表示スペースに制限のあったPOP

これまでのマーケティング手法では、限られた時間や文字数で、簡潔に伝えるキャッチコピーが主流で、コンテンツを公開すると言う感覚はありませんでした。コンテンツの公開はこれまでのコマーシャルとは全く違い、今までの常識で捉えた正常な感覚では発信出来なくて、ある意味狂気でないと良質なWEBコンテンツの公開を続けて行くことはできません。WEB担当者は社内で変人扱いされる位になって下さい。

コンテンツの公開は革新的な情報公開です

良質なWEBコンテンツを制作すると言うのは、これまでのWEBサイトの制作からはある意味狂気で革新的な情報公開です。これまでは、商品の良さをユーザーに一方的に売り込むもので、その情報の元は商品カタログでした。良質なWEBコンテンツは商品カタログからのコマーシャルでは無く、社内にあるユーザーにとって嬉しい情報を公開するもので、これまでのWEBサイトを作る視点とは全く違います。これまで公開されているWEBサイトを基準にして、企業目線の情報に満足してしまうと、良質なWEBコンテンツにはなりません。これまでの常識からは全く逸脱した狂気でないと濃厚な情報を公開できません。

競合他社が公開している情報を圧倒的に凌駕した情報量の掲載を目指しましょう。競合他社がコンテンツの制作を検討した時に、自社のWEBサイトを見て「これだけの情報は出せない」と気持ちが萎えるほど他社を圧倒する情報の公開が重要です。競合他社が萎えるほど圧倒的な情報量のWEBサイトを制作するには鬼のように狂った状態になって制作に没頭しないと出来ません。コンテンツが注目され始めた今のうちに競合他社がコンテンツの公開を始める前に圧倒的な情報量を公開してしまいましょう。

競合他社がどんな情報を出していようと、自社のオリジナルの濃厚な情報を余すことなく、これでもかと公開して下さい。「こんなことまで公開して良いのか?」と思うものまで公開してこそ良質なコンテンツです。良質なWEBコンテンツは企業として、全力投球しないとユーザーが満足する情報にはなりません。企業内にある情報を出し尽くすくらいの気持ちで取り組まないと中途半端で誰も満足しない情報になってしまいます。

良質なWEBコンテンツとはユーザーの質問に対する明快な回答です ・コンテンツマーケティングは売り込みしなくてもコンテンツで商品が売れる仕組みにすることです ・良質なページを上位表示するコンテンツSEO

コンテンツが増えないのはコマーシャルと混同しているからです

コマーシャルは時間や文字数に制限がありました

ユーザーが望みもしないのに一方的に送られるコマーシャル

広告の場合は、放送できる時間や文字数の制限や、新聞や雑誌の広告の場合は掲載面積の制限、パンフレットでもページ数の制限などで、ユーザーに対して発信出来る情報には限りがあり、その限られた条件でユーザーに商品の良さを簡潔に伝えることが必要でした。そのためにキャッチコピーが考えられたのです。さらに広告はそのコマーシャルを見たいと思わない人にも一方的に送りつけるので、興味の無い人に長時間コマーシャルを見せたり、長文を読ませたりすることは出来ませんでした。長い間実施されてきた、このコマーシャルの習慣が染み付いて、商品や企業の情報は簡潔にユーザーに伝えるのが良いことだと勘違いしてしまっています。

これがWEBサイトになると、契約しているサーバーの容量の範囲まで使い放題で、どれだけでも情報を出せるようになりました。最低10Gの契約でも1つのドメインでも使い切るのはほぼ無理でしょう。しかも、ユーザーは検索して情報を求めてWEBサイトを訪れるので、ユーザーが知りたいであろう情報を詳細に全て掲載する必要があるのですが、実際には十分な情報は掲載されていません。これは、WEBサイトを運営する側にインターネット以前のコマーシャルの感覚が抜けていないためで、ユーザーは長文を読まないと勝手に決め付けているからです。ユーザーは何かの情報に触れた時に、「もっと詳しく知りたい」と思うと検索窓に質問を入れて検索します。なので、ユーザーはもっと詳しい情報を求めているのですが、インターネット以前の広告のキャッチーなコピーでユーザーを惹きつけることだけしか考えていない企業側は商品カタログ程度の情報しか発信していません。キャッチコピーはユーザーおお店に引き込むためのきっかけでしかありません。キャッチコピーで誘導したユーザーには詳しい商品の説明やユーザーの疑問に対する回答が掲載されていないといけないのです。検索窓に質問を入れて検索して、WEBサイトを訪れても商品カタログ程度の情報しか無いとユーザーの質問には全く答えることが出来ず、ユーザーは他のWEBサイトの情報を探して離脱してしまいます。

コマーシャル

WEBサイトは商品カタログとは全く違う目的があります

WEBサイトの目的は商品カタログとは全く違うことを認識しないといけません。コマーシャルは商品に興味を持ってもらいお店やWEBサイトを訪れてもらうきっかけになるものですが、WEBサイトはその興味から発生した疑問に対して詳しい説明をするものです。実店舗でも広告を見て訪れたユーザーが実際の商品を手に取って自分自身で商品を判断したり、店員が説明をします。コマーシャルを見ても興味の無い人は次のアクションを起こしませんが、興味を持った人は、さらに商品について詳しい情報を調べて、購入するかどうかの判断をします。その判断に十分な情報を掲載する必要があるのです。WEBサイトでは実際に商品を手に取って見る事もできませんし、店員が説明するわけでもありませんので、情報は書いておかないといけないのです。さらに商品には限らず、ユーザーはいろんな質問を検索窓にします。その質問に対して回答できる情報を持っている企業はその情報をどんどん掲載すれば良いのです。

ユーザー自ら探し求めるコンテンツ

ユーザーは自ら検索して情報を求めているのです。望んでもいない情報を送りつけられるのとは違い、検索して疑問や質問に対する回答を求めているのに、そこに書かれているコンテンツが薄っぺらく、ユーザーが満足するような回答になっていないとユーザーはがっかりします。ユーザーが必要としない時に情報を押し付けられると迷惑ですが、欲しいと思った情報は満足できるまで詳しく知りたいと思うのです。詳しく知りたいと思った時に期待に応えてくれるWEBサイトが見つかれば、ユーザーはとても嬉しく感じて、そのサイトのファンになるでしょう。

ユーザーは求めてもいないのに一方的に送りつけられるコマーシャルは拒否しますが、自ら疑問に思って調べる情報については、進んで情報を求めます。

企業側もコマーシャルとコンテンツを明確に区別して発信しないと、時には迷惑になるのです。どれだけ素晴らしいコンテンツでも、求めていない人に送りつければ、それはノイズでしかありません。コンテンツは送りつけるものではなく、ユーザーに探し出してもらうものです。コマーシャルはプッシュ型の情報で、コンテンツはプル型の情報と言えます。一方的に送るコマーシャルはシンプルに簡潔なキャッチコピーで、探し求めるコンテンツは濃厚でボリュームのある情報にしましょう。ユーザーが知りたいと思って調べている情報は、検索窓に入れた表面の情報だけでは無く、その背景まで含めて説明するとより濃厚で良質なWEBコンテンツになります。

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WEBサイトの存在理由を明確にする

WEBサイトの存在理由自身がコンテンツです

WEBサイトの存在理由が無ければWEBサイトを公開する必要はありません

自社のWEBサイトじゃないと貢献できないことを掲載していることが、WEBサイトの存在理由です。存在理由が明確じゃないWEBサイトばかりになると、ユーザーはどのサイトを選んでも同じことになってしまいます。どのサイトを選んでも同じであれば、ユーザーはより安い価格のサイトを選ぶことになります。

WEBサイトは人間の人格と同じように一つ一つユニークでオリジナリティのあるものでないといけません。一人一人の人格に存在価値があるように、一つ一つのWEBサイトにも本来、存在価値があるはずです。企業としてここまで生き残っていることは、企業としての存在価値があるからで、その存在価値をWEBサイトに公開していないことがおかしいことなのです。

WEBサイトの存在理由は、WEBコンテンツそのものです。存在理由は、他社と差別化出来て、ユーザーに与えることができるベネフィットです。ベネフィットを詳細に伝えることはコンテンツです。
存在価値

リアルであれば暗黙のうちに価値が認知されている場合がありますが・・・・

リアル店舗の場合は、利用するお客様の経験から自然に存在価値を感じてもらえるようになり、固定客を獲得できるようになっている場合があります。

リアル店舗が何故利用されているのか、存在価値が分からない場合もあるかも知れません。その場合は、社内で、自社の存在価値について意見を出してもらったり、場合によってはお客様から情報をもらうことも必要かも知れません。

WEBサイトの場合は、リアル店舗のような商圏がありませんので、たまたま通り掛ってショップを利用するユーザーはまずいません。ほとんどの場合、目的があって、その目的のキーワードを検索窓に入れて検索して来店します。

来店したユーザーには、そのショップの存在価値を文章として記載しないと、絶対にユーザーには分かりません。そのショップがユーザーの生活にどんな貢献が出来るのかを記載するのは、コンテンツです。

ユーザーの抱えているある問題を解決できる存在価値やユーザーのライフスタイルに最適な商品を提案できる存在価値など、企業の得意分野は様々です。自社の存在価値に磨きをかけて、出来るだけ詳しく存在価値をユーザーに伝えるようにして下さい。

存在価値は、そのWEBサイトのとても重要なコンテンツです。

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良質なWEBコンテンツを作成する方法

自社独自のコンテンツの公開に注力しましょう

良質なWEBコンテンツを作成しようとする場合に、「他の上位表示しているサイトの内容を参考にする」とか「Googleのガイドラインを参考にする」などの情報があります。「他の上位表示しているサイトの内容を参考にする」と言うのは、上位表示されているサイトのコンテンツはGoogleに評価されているので、その内容を参考に、近い情報のコンテンツを作ると言うことです。しかし、競合他社のサイトを参考にしてコンテンツの制作をすると、オリジナリティの無い情報になってしまい、Googleで検索すると、どれも同じようなサイトが上位に表示されてどれを選べば良いのか分からないと言う問題をさらに加速させることになります。また、競合他社のコンテンツを参考にWEBコンテンツを作ると言うことは、オリジナルでは無く、所詮二番煎じです。Googleはオリジナルコンテンツでは無い情報は評価しません。ペナルティにはならなくとも、オリジナルコンテンツを上回る順位で表示されることはまずありません。

また、「Googleのガイドラインを参考にする」と言うのは、Googleが評価すると言っているガイドラインに沿ってコンテンツを制作して、上位表示を目指そうとするものです。Googleに評価されれば上位に表示されますが、Googleのアルゴリズムは常に変化していて、今はたまたま上位に表示されていても、アルゴリズムが変われば下位に転落することも考えられます。Googleのコンテンツに対する基本的な考え方は変わらないと思いますが、それを評価するアルゴリズムは変わります。これは、コンテンツをユーザー目線では無くGoogle目線で作ろうとすることになりかねません。Googleのアルゴリズムは発展途上でまだ完成していません。Google目線だけでコンテンツを制作すると、Googleに評価されると言って、キーワードを詰め込んでとても不自然な文章のWEBサイトが多く出現した昔と同じような不自然なコンテンツが溢れる可能性もあります。もし、そんなことが起こったら当然Googleはアルゴリズムを変更します。そうなると、Google目線で制作したコンテンツの順位は下落することになります。

コンテンツ

重要なことはそのコンテンツがユーザーにとって有益かどうか

良質なWEBコンテンツを制作するに当たって最も重要なことは、競合他社やGoogleの存在では無く、ユーザーにとって有益かどうかです。ユーザーが喜び、問題解決が出来、学びがあり、感動や共感があるかどうかに尽きるのです。ユーザーにとって嬉しい情報であれば、Googleは必ず評価して検索上位に表示してくれるでしょう。Googleに評価されることを考えるよりも、ユーザーに評価されることを第一に考えてコンテンツを制作し、ユーザーからリンクがもらえるようになれば、Googleも自然に評価してくれるようになります。

自社オリジナルのコンテンツを公開する

もう一つは、競合他社がどんなコンテンツを公開していようと、他社のことには気を取られずに自社のオリジナルのコンテンツを公開することです。それは、他社とは正反対のコンテンツになるかも知れません。多くの上位表示しているWEBサイトとは違う情報かも知れません。多くのWEBサイトとは違うコンテンツを公開すると「間違っている!」と批判されるかも知れません。一部の人は批判するかも知れませんが、多くの人は黙って支持してくれています。なので、批判されることには囚われず自分の信じることを公開するべきです。自社で行っていることは、自ら信じて商品を開発したり、選定したり、ユーザーへのサービスを実施したりしていることで、その背景を詳しく公開することが、他社と違っているからと言って萎縮する必要はありません。その商品やサービスを支持してくれているユーザーがいると言う事は、その背景のコンテンツも支持されるはずです。自社でしか出せないユニークなコンテンツが必ずあるはずなので、他社には出せないコンテンツを自信持って公開しましょう。

さらにGoogleに媚びるのでは無く、Googleを信じてコンテンツを公開しましょう。Googleの現在のガイドラインやアルゴリズムがどうであれ、Googleは「閲覧者にとって有益な情報を発信するWEBサイトを適切に判定して検索結果として提供すること」を創業当初から一貫して目的としています。そうであれば、小手先のテクニックでは無く、ひたすら自身の信じる有益な情報を発信し続けることが重要です。閲覧者にとって有益な情報を発信していれば、Googleは適切に判断して検索結果として必ず表示するようになるのですから。他の上位表示しているサイトをマネても、そのサイトよりも濃厚なコンテンツを発信することは絶対にできません。他人のマネをしても他人よりも上手くはなりません。自社が持っている情報を信じて、良質なWEBコンテンツさえ公開していれば、今は評価されなくてもGoogleはいつか必ず評価してくれると信じてコンテンツの制作を続けましょう。

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コンテンツの質を保つために

限界まで掘り下げたコンテンツを公開する

Googleはコンテンツの質を重視しています。ユーザーもただ商品を売り込むだけのコマーシャルは拒否する傾向にあり、納得できたり、学びがあったり、問題解決できたり共感できたりするコンテンツを求めています。ユーザーは検索窓に質問をしますので、その質問に対する明確な回答が得られるWEBサイトを貴重に感じ大切だと思うのです。明確な回答をしてくれるWEBサイトは記憶に残ったりブックマークされたりして、長いスパンで商品の購入につながります。

徹底して掘り下げたコンテンツを公開する

質の高いコンテンツを提供するためには、一つのテーマについて徹底した掘り下げが必要です。表面だけ捉えたコンテンツではなく、もうこれ以上掘り下げることは出来ないと言う程度まで掘り下げたコンテンツの公開に努めると、コンテンツの質は高い状態を維持できます。一つのテーマについて、横に広げずに徹底して下へ掘り下げるコンテンツです。ナゼそうしているのか、ナゼそうしているのかと繰り返し問いかけてその段階ごとの回答を掲載して下さい。この問いかけを続けていると、もう回答が出ないと言うところまで来ます。そこまで掘り下げできれば良質なWEBコンテンツです。例えば飲食店だったら、「スープには厳選した素材を使っています」と言うだけではなく、使っている素材それぞれの産地や銘柄、なぜその産地や銘柄を使っているのか、他の産地や銘柄だとどう違って、なぜ採用していないのかを具体的に伝えましょう。違う産地や銘柄だとどんな味になるから採用しなかったのかをユーザーに分かるように解説しましょう。そうすることによってそのお店がいかに味にこだわっているかの本質が理解されるのです。この情報はユーザーが納得や学びにつながる情報です。「スープには厳選した素材を使っています」と言う表現はどこのお店でも使える言葉で、厳選した素材がどんなものなのかユーザーには全く分からないのです。「厳選した素材」と言う表現は、そのお店お店でどのようにでも定義できるので、厳選した素材を使っていると言う言葉だけでは単純に信用することは出来ないのです。当然、高級料亭と大衆居酒屋では、「厳選した素材」は客単価に応じた素材のはずです。大衆居酒屋では、価格を抑えても最良の素材をどうやって選んでいるのかを掲載しましょう。価格は安いけれど、高級素材と遜色無いダシが出る素材を使っているとか、一般の人には、高級素材だと言われても分からない素材を使用しているなどです。素材の具体的な旨みについての解説があればあるほど、一度そのお店で食事してみたいと思うようになるのです。そのこだわりはユーザーに共感され、SNSで共有されたりリンクをもらえる可能性もあります。そのためには、現場や開発担当者に対してかなり突っ込んだ取材が必要です。なので、コンテンツの制作は簡単ではなく、短期間に大量に制作することは出来ないのです。ここで何度も言っているように、競合他社が先行してコンテンツの公開を始めて、検索で上位に表示されると、それを追い越すことは、集中的に競合他社を質、量共に上回る勢いでコンテンツの公開を続けないといけないので、相当な労力を要し、かなり困難になります。

品質管理

例えば商品開発であれば、ユーザーの不満を解消するために設計を変更したのであれば、今までの設計のどの部分がユーザーの不満の原因になっていたのか、その不満を解消するために設計をどう変えたのか、それは何故そうしなければいけなかったのか、他の方法では何故ダメだったのか、など、設計試作段階で検証したことをほぼ全て公開するくらいにしましょう。これも、横に広げずに深く下へ掘り下げるようにしましょう。試作段階で上手く行かなければ行かないほど、コンテンツとしては深い内容になります。試行錯誤する中で考えたことや心理的な葛藤なども一緒に公開すると良質なWEBコンテンツになります。試作段階で上手く行かず挫折しそうになったことなども十分に良質なWEBコンテンツです。

企業内で行っている些細なことでも、徹底的に掘り下げれば、十分なコンテンツになって、ユーザーに学びを与えることができます。表面をすくった程度か、徹底的に掘り下げられているかが問題ですが、判断基準としては、WEB担当者として簡単に制作できたか、かなり苦労して搾り出して公開したかが分かれ目です。簡単に公開できたコンテンツは質の高いコンテンツでは無いと判断して下さい。一つのページに「十分搾り出したぞ!」と言う充実感と愛着のあるページになれば質の高いコンテンツになっていると認識して下さい。

ユーザーからの質問はその分野の素人の初歩的な質問もあれば、かなり専門的なものもあります。また、角度も人それぞれで、企業として想定していない質問もあるでしょう。どんな質問にも回答できるようなコンテンツにする努力があれば、多様なコンテンツを公開できます。

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良質なWEBコンテンツとはユーザーの質問に対する明快な回答です

ユーザーは疑問を検索します

疑問に対する回答がコンテンツです

ユーザーは生活の中で様々な疑問や問題を感じます。インターネット以前は疑問があっても知り合いに聞いてみるぐらいしか解決の方法が無く、知り合いから得た情報が正しいかどうかも分かりませんでした。

これがインターネットが普及するようになって、様々な情報がインターネット上に公開され、さらに検索エンジンが進歩して来ると、ユーザーは疑問や問題を検索窓に質問するようになりました。このようにユーザーが得られる情報は格段に多くなったのです。

しかし、2016年の末に発生した医療系サイト「WELQ(ウェルク)」の不正確な記事や著作権無視の転用が多く見つかり閉鎖に追い込まれるなど、信憑性が薄いサイトも多く公開される事態になりました。ユーザーはどの情報が正しいのか判断できず、違った情報が二つあると、どれを信じて良いのか分からなくなってしまいます。

このようなユーザーに対しても、コンテンツの根拠を明確に示して、ユーザーも信憑性について確信が持てるような情報発信がとても大切です。

ユーザーの質問に対して、根拠も伴った明確な回答が良質なWEBコンテンツです

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自分自身が大好きなサイトが制作できれば良質なWEBコンテンツです

自分自身が愛着を感じる良質なWEBコンテンツを公開しましょう

自分自身が作ったWEBサイトのことを自分自身が大好きで大切なものであれば、それは良質なWEBコンテンツになっているはずです。

コミュニケーションの決定権は受け手側にあると言われますが・・・・。でも書きましたが、コンテンツの良否は受け手側が判断するものですが、人は、誰の目も気にせず、自然で自分らしい状態が一番魅力的なのです。自然で自分らしい状態で発信される情報は良質なWEBコンテンツになるはずです。コンテンツはユーザー目線で、ユーザーが求めている情報を公開しないといけませんが、ユーザーが求めているからとユーザーに媚びてはいけません。ユーザーに媚びて不自然な自分らしくない情報は誰が読んでも魅力の無いものになってしまいます。ユーザーが求めているのは媚びるような情報では無く、オリジナリティが高く真実の情報を知りたいと思っています。もしも、コンテンツを読んで商品を購入したけれど、実際の体験がコンテンツとは違うものだと、ユーザーはそのWEBサイトに対して不信感を持ちます。ユーザーの質問に対する正確で明確な答えを求めているのです。情報の発信の仕方は自分らしく何の制約も無く伸び伸びと真実を発信しましょう。嘘で固めたサイトは絶対に好きになれないと思いますが、真実を正直に掲載し、自分自身が愛着を感じるWEBサイトが出来上がれば良質なWEBコンテンツです。

企業で制作するコンテンツの場合は上司のチェックが入ったりして、自分の思うままの情報を発信することは出来ないかも知れませんが、可能な限り自由に情報を発信できる環境を確保しましょう。自分自身の思い通りの情報が発信できれば、WEBサイトに対する愛着も出てくると思います。ある意味我がままなWEBサイトで良いと考えて下さい。強い個性を発信して、オリジナリティの高いコンテンツを制作すればGoogleからも評価されます。強烈な個性を発するWEBサイトには、ファンも出来る代わりにアンチも出現します。しかし、誰からも好かれるコンテンツにしようと、中途半端な情報発信になると、アンチが出現しない代わりに強いファンの獲得も出来ません。ファンがいないサイトはリンクも張られないし、SNSでの共有もされません。

自社の商品に対する愛着があれば、コンテンツにも愛着が滲み出ると思います。そして、自分自身の思いのたけを吐き出すような濃厚なコンテンツになれば、自分自身にとっても愛着のある大切なWEBコンテンツになるはずです。自分自身が大好きで友人にも自慢できるようなWEBサイトであれば、十分に良質なWEBコンテンツになっているはずです。自分自身のWEBサイトに最大限の愛情を注ぎ、少しずつ育てて行きましょう。良質なWEBコンテンツが少しずつ増えて行く度に検索順位が上昇して行くのも楽しみなことです。良質なWEBコンテンツの公開に愛情を持って楽しみながら続けて下さい。

大好き

自分自身が納得出来て愛情を感じるコンテンツを公開して下さい

WEBコンテンツは一つの作品でもあります。芸術家や作家の作品も著作者の愛情に溢れた作品です。作者が満足していて愛情のある作品で無いと名作として世の中に残りません。よく陶芸家が自分の気に入らない作品を叩き割っている光景がテレビで放送されたりしていますが、コンテンツも自分が納得できるものを公開して下さい。ただ、完璧なものを公開する必要はありません。陶芸品のように修正が効かないものではありませんので、とりあえず公開して、後で読み返して気に入らない部分があれば修正すれば良いのです。修正したら、Search ConsoleのFetch as Googleからインデックス登録をリクエストして下さい。

上司から言われて渋々作ったコンテンツが良質なWEBコンテンツになることは絶対ありません。上司とは十分納得出来るまで話し合ってコンテンツを制作しましょう。WEB担当者自ら作りたいと思って作るコンテンツじゃないと良質なものにはならないので、モチベーションが高まった状態で制作して下さい。

自分で公開するコンテンツが自分の子供や家族のように愛情を感じて大切なものになるように、1ページ1ページに十分な時間をかけて作って下さい。コンテンツが自信を持って他の人にも読んで欲しいと思える情報なることです。こんなもんだろうと言うような妥協の産物では無いようにしましょう。妥協したコンテンツでは、ユーザーに共感も感動も生み出しません。自分が好きじゃないコンテンツを好きになるユーザーはいません。自分自身が強い愛情を感じるWEBサイトになるように丁寧に気持ちを込めて制作しましょう。自分自身を伸び伸びと表現するコンテンツにしましょう。自分自身が愛することが出来るWEBサイトであれば、多くの人に愛される良質なWEBコンテンツになることは確実です。

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改善が必要なコンテンツを見つけ出す方法

コンテンツの公開が完了したら、Googleにインデックスされるのを待ちます。インデックスされて順位が落ち着いたら、改善がが必要なコンテンツを見つけ出して手を加えます。

検索で表示されてもクリックされないコンテンツ

まず、最初に調べるのはSearch ConsoleのCTRです。

ctr

イギリスのNetBoosterが公開した2014年の検索順位別クリック率データでは

1位 19.35%
2位 15.09%
3位 11.45%
4位  8.86%
5位  7.21%
6位  5.85%
7位  4.63%
8位  3.93%
9位  3.35%
10位 2.82%

クエリに表示されるキーワードとその掲載順位とCTRを見て見ます。掲載順位と上記の検索順位別クリック率の間に大きな開きがあるりCTRが低い場合は、検索で表示されてもクリックされていないと言う事なので、titleやdescriptionを変えて、クリックが増えるか確認します。変更しても増えないようなら、さらに違うtitleとdiscriptionにします。この対策と確認を繰り返しながら、CTRを改善します。CTRが低いとせっかく検索で上位に表示されてもユーザーが訪れてくれないので、とてももったいない事になります。CTRの改善はコマーシャルのような短い言葉でユーザーを惹きつけるキャッチコピーのような言葉を掲載する必要があります。CTRはWEBコンテンツを掲載して、まず最初に行う改善になります。

表示している画像は、平均掲載順位が23位で、CTRが14.69%なので、titleとdiscriptionはとても良い状態であると言えます。

改善

Googleが低品質と評価しているページの改善

次にGoogleがWEBサイトの中で低品質と評価しているページを改善します。Googleは検索結果を高品質な順番に表示しますので、検索結果で最下位のページが最も低品質なページだと言う事です。自分自身のWEBサイトで低品質のページを見つけるには、Googleの検索窓にsite:http://www.example.comで検索します。最下位のページは必ずしも低品質では無い場合もあります。不自然な被リンクが多数あったり、キーワードが異常な出現率になっていたりしている場合もあります。ただ、最下位のページはGoogleが最も低い評価をしているページなので、このページがなぜ低い評価をされているのかを考えて対策を実施します。対策を実施したら、必ずSearch ConsoleのFetch as GoogleからURLを送信して下さい。Fetch as GoogleからURLを送信して1~2日して、再度site:http://www.example.comで検索して、最下位のページが変わっているか確認します。

Google・analyticsから改善箇所を見つける

次に見る部分はGoogle・analyticsの直帰率と平均セッション時間とページ/セッション、行動→サイトコンテンツ→離脱ページです。平均セッション時間はサイト内で別のページへ移動した時点で時間が計測され、直帰した場合は測定されません。なので、直帰した場合は0秒になります。ですから、平均セッション時間は実際の滞在時間よりも短くなります。直帰しなかったユーザーの滞在時間はもっと長いので、平均セッション時間よりもページは読まれていることになります。ただ、平均セッション時間が長いから良くて、短いから悪いとは必ずしも言えません。直帰率が高いことも必ずしも悪いとは言えません。平均セッション時間が1ページを読むのに十分な時間で、直帰率が高い場合はユーザーが1ページ読んで、目的を達成して帰って行ったとも考えられます。さらに平均セッション時間が短いのにページ/セッションが多い場合は、目的の情報が見つからず迷子になっている可能性があります。迷子になるのはナビゲーションがページの内容を的確に表していない可能性があります。行動→サイトコンテンツ→離脱ページはユーザーが最後に見たページが分かります。離脱が多いページは情報に満足して離脱したか、望む情報が無くて離脱したかどちらかです。残念ながら離脱ページの滞在時間は分かりませんので、ページを十分読んでの離脱かどうかは分かりません。ただ、離脱していることは事実なので、さらに次のページへ移動してもらえるような工夫は必要でしょう。

WEBサイトはいつでも改善が出来ます

新たなWEBコンテンツを次々と公開することも重要ですが、一度制作したWEBコンテンツの改善に取り組むことも非常に重要です。WEBサイトは印刷物のように一度制作してしまうと、修正が利かないものではありません。完成度が低いWEBコンテンツを公開して、その後に改善することは簡単に出来ます。WEBサイトの改善はいつでも出来ることなので、仕事の合間にちょっと出来た空き時間を利用して改善することを習慣にするようにしましょう。ページを改善したら、Search ConsoleのFetch as GoogleでGoogleに改善したことを送信しましょう。

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良質なWEBコンテンツかどうかは濃いか薄いかです

良質なWEBコンテンツは超濃厚です

良質なWEBコンテンツがあるかどうかの差は、ユーザーがそのページを読んだ後に、濃厚だったと感じるか、薄いと感じるかの差です。濃厚なコンテンツはユーザーを勇気付けたり、モチベーションをアップさせたり、清々しい気分にさせたり、充実した気分にさせるもので、本当に良質なWEBコンテンツはユーザーの人生に良い影響を与えるものです。本でも、自分の人生に影響を与えた一冊があったりしますが、WEBサイトでもそのような影響を与えるような情報があればユーザーにとってもとても有益で、その情報を読んだユーザーは他の人にも知ってもらおうとSNSで共有したりblogでリンクを張ってくれるのです。インターネットが普及して、情報が溢れている現在でも、ユーザーは必死に検索して質問の答えを求めていますが、なかなか求める答えに辿り着けていないと言う現実から脱するためにも良質なWEBコンテンツを公開することは重要です。コンテンツを公開して、他の社員から「こんなことまで公開するんですか?」と言う意見が出てくれば、これまでの常識を超えた濃厚で良質なWEBコンテンツの公開ができたと考えれば良いでしょう。これまでの常識は、コマーシャルの限られた時間や文字数の中で商品の良さをコンパクトに伝えることでした。その考えが定着してしまい、WEBサイトでも情報は出来るだけ削ぎ落としてユーザーには最低限の情報だけシンプルに伝えようとしてしまっています。しかし、ユーザーが求めているのは、商品の売り込みでは無く、質問に対する答えです。ユーザーの質問は自社の商品に関するものだけではありませんが、企業や経営者としての経験の中で、ユーザーの役に立つ情報は公開しましょう。商品とは無関係の情報でも、そのコンテンツを読んで、共感を得られれば企業や経営者のファンになってくれるので、いつか商品の購入につながります。

インターネット以前のコマーシャルのような限られた時間や文字数やページ数の制限が無くなった現在のWEBサイトでは、一方的に商品の良さを売り込むコマーシャルの発想では無く、ユーザーにとってより良い情報を公開することです。今でも時間や文字数の制限のあったコマーシャルの感覚が残っているようで、WEBサイトに制限無く大量のコンテンツを掲載することに躊躇する人もいますが、一方的に送りつけられるコマーシャルと違って、WEBサイトはユーザーが検索してその情報を求めて訪れるので、そこにはユーザーを十分に納得させるだけの情報が必要なのです。一方的に送りつけられる情報が長い文章だと完全に拒否されますが、短いキャッチコピーなら受け入れられる可能性があるのです。このコマーシャルのような企業側の都合の良い情報ではなく、ユーザーが求めている情報を想定して、ユーザー目線で情報を公開しましょう。

また、名刺に印刷されているURLは商談したお客様にさらに自社の商品について知ってもらうための情報でなければいけません。商談時にしゃべったことでは伝え切れなかったことを全て公開していないとホームページとしての意味をなしません。ユーザーが疑問に思うことの回答を完全に掲載されている必要があるのです。商談時にはかなり商品についての説明をすると思いますが、ユーザーが後からふと疑問に思うこともあります。そのような疑問を想定して回答を掲載するのです。疑問に対する完璧な回答が掲載されていれば商談成立となるはずです。商品のコマーシャルでは無く、あるがままを隅から隅まで余すところ無く公開すれば、濃厚なコンテンツになるはずです。

濃淡

WEBコンテンツを制作するに当たって、競合他社と比較する必要は全くありません

良質なWEBコンテンツは非常に濃厚で、読み手にとってもかなりエネルギーを必要とするものです。それほど濃厚なWEBコンテンツを制作するのは当然かなりのエネルギーが必要で、相当気合を入れて制作しないと濃厚なWEBコンテンツにはなりません。WEB担当者としても、よく見かけるWEBサイトとは一線を画したページで、ちょっとこんなWEBサイトは無いぞと思えるコンテンツを制作して下さい。競合他社がどんな情報を公開しているのかは全く考える必要はありません。競合他社と同じような情報ではすでに情報を公開している企業を追い越すだけの情報は出せないので、他社と同じ情報では駄目なのです。他社と似たページになるとユーザーはどのWEBサイトから購入すれば良いのか分からず、より価格の安いサイトから購入してしまい、価格競争に陥ってしまいます。全くのオリジナルで強い個性を持った情報を発信して下さい。WEBサイトを制作するにあたって、競合他社と比較して似通った情報を発信する必要はありません。我が道を突き進んで下さい。そうすれば、他社とは全く違ったオリジナルの良質なWEBコンテンツになると思います。

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スタイリッシュなホームページは自己満足です

カッコイイホームページにしたい気持ちは分かります

画像で埋め尽くすと低品質なページになってしまいます

どうせ作るなら、スタイリッシュでカッコイイホームページにしたいと言うのは良くある考えです。しかし、スタイリッシュなホームページと言うとほとんどが画像やイラストや写真で埋め尽くされて、色使いにも工夫されて、美しいカラーで統一され、配色にも注意が払われ、テキストがほとんど無いWEBサイトになってしまいます。

テキストが無いホームページはWEBコンテンツも無いホームページです。スタイリッシュなホームページと言うのは、作り手側の自己満足でしか無く、ユーザーのことを優先に考えたホームページではありません。スタイリッシュなホームページでナビゲーションも英語で記載されているのはユーザーファーストとは言えません。ナビゲーションが英語で記載されていると、そのリンクの先に掲載されている情報が予想できなくなります。リンクの先にある情報が予想できなくなると、無駄なページを訪問してしまったり、望む情報に辿り付けなくなり、結局、迷子になって離脱してしまうことになります。

かっこいいホームページで自己顕示欲を満たすためだけのもので、スタイリッシュなホームページだからコンバージョンに繋がる訳ではありません。むしろ画像で埋め尽くされたページは商品やサービスについての具体的な説明が不足しているので、あまりコンバーションには繋がりません。

デザインばかりが優先されて、ユーザーを集客したいキーワードも決めずに制作会社に依頼すると全く成果が上がりません。

スタイリッシュ

ユーザーはカッコイイデザインを見たいわけではありません

ユーザーは検索して自分が求める情報があるサイトを探しています。情報を見たい時にFlashで強制的に動画を見せられるのは、ユーザーにとって迷惑でしかありません。ユーザーファーストであれば、ユーザーが求めている情報に障害無くアクセスできるようにするのが一番です。

ユーザーが検索窓に質問を入力してアクセスして来る場合は、求めているのは質問に対する回答です。決してデザインを見たいわけではありません。訪れたユーザーが不快になるような雑然とした状態では企業イメージを落としてしまうのでいけませんが、最も優先することは回答を出来る限り早く見つけ出せるようにすることです。

情報を求めているユーザーがデザインを見て満足することはありません。スタイリッシュなホームページにしたいのは、発信者側の自己満足でしか無く、ユーザーのニーズとは全く合っていません。

デザインにばかり走るのでは無く、ユーザーにとって価値有る情報やユーザーにとって価値有るホームページとは何かを考え続けてコンテンツを作成して下さい。

美しいデザインが見たければデザイナーのホームページへ行けば良い

ユーザーが本当に美しいデザインを見たいのであれば、デザイナーのホームページを訪れているはずです。企業のホームページを訪れていると言うことは、目的としていることはデザインとは大きく違う何かです。

ユーザーが訪れていると言うことは何かのキーワードが検索エンジンにヒットしてホームページを訪れているはずです。

ユーザーが訪れているキーワードをSearch consoleから導き出し、ユーザーが検索しているキーワードの背景にどんな意図があるのかを考え、ユーザーの検索意図に合ったコンテンツを掲載することが重要です。

スタイリッシュなデザインがユーザーの心に残るのでは無く、検索意図に合った専門性の高いコンテンツがユーザーに強いインパクトを与えるのです。専門性が高く、ユーザーが求めている情報が漏れなく記載されているホームページに対して信頼感を持つのです。

スタイリッシュなホームページにしたい経営者はテキストを嫌がる

スタイリッシュでかっこいいホームページにしたいと思っている経営者は優秀なデザイナーが作った美しいWEBデザインのホームページに満足し、ユーザーが欲しいと求めているテキストを記載することを極端に嫌がります。

そのような経営者に限った「お客様第一」などと社是に書いています。しかし、スタイリッシュなホームページで洗練されて、文字がほとんど無いホームページはお客様が求めている情報を提供しない、ユーザーにとっては役に立たないホームページです。

そんな企業のホームページをユーザーは信頼しません。企業イメージを高めたいと思ってスタイリッシュなホームページにしようとする経営者の意図は見事に外れることになるのです。