18歳で突然経営者になり、すぐに経営危機に直面

突然経験することになった経営、18歳

1978年、父親の急死により縫製工場の経営者になる。
未成年者のため銀行取引には後見人を立てることに。
父親の「感と経験と度胸」(KKD)の経営に慣れている工場のおばちゃんと、データに基づいて少しでも科学的な管理や経営をしたいと考える私と当然のように激突!
しかし、人生経験が遥かに長く、私のオムツを替えたこともあるおばちゃんたちには太刀打ちできず(T T)
高校在学中までの間知っている女性は「花も恥じらいもある乙女」たちだったが、恥じらいのかけらもない自社の女性たちに唖然とした。
このころから、言うことを聞いてくれないおばちゃんたちとの戦いの日々が永く続くことになる。

それでもあきらめずに同じことを言い続けるうちに、少しずつ私の言うことに賛同してくれる人たちが現れるようになってきた。(ここまでかなりの時間を要す、2年ぐらいかかった)

どこの会社でもあることなのかもしれませんが、本来味方である人たちとの戦いの日々が永く続くのは、経営や会社の発展にとって大きなマイナスだったと思います。
「敵は社外にあり!」が通用しない会社がいかに多いことか。
誰が敵なのかわかっていない、戦う相手を間違っている会社が非常に多いように思います。

ただ、経営者の資質向上にはとても良い経験ができたとも思っています。

この当時は、経営革新などという言葉もなく、もちろんIT経営もなにもありません。ITなどという言葉自体ありませんでしたが、経営を前向きに 変化させたいという思いは非常に強かったと思います。 今となって思えば、若い経営者であったことも、経営革新に対する執念のようなものが、すでに芽生えはじめていたと思います。

次第に自分の考えを押し通すようになって、22歳

少しずつ現場を掌握できるようになり数値で経営する方向へ邁進するようになる。
ストップ・ウォッチを持って現場に立ち、測定した時間に基づいて工程編成を行う。
数値至上主義のような偏った経営になりはじめたのではないかと思う。
ここで大事件発生!
数値の管理をどんどん進めるうちに、成果と報酬を一致させたいと考えるようになり、そのままボーナスに反映させることを考えだした。
世間知らずのなせる業で、思いついたことをそのまま実行してしまった。
やったことは、こうだ。工程ごとに標準時間を決めて、秒単価も決める。そして、それぞれ一日作業した総秒数に秒単価を掛けて、出た数字から基本給を引く。これで残った金額をボーナスとして毎日積み上げるのです。
結果。当時の縫製工場としては多額の50万円ほどのボーナスをもらった人と-50万円ほどになった人がいたと思います。
マイナスになった人はしかたがなかったので、5,000円支払いしたと思います。

全社員から連判状を突きつけられる経営危機

当時の私としては、頑張ったことがそのまま報酬になるのは良いことだと思っていたのですが、翌日社員全員の連名で「このままの経営を続けるのであれば全員退職する」と連判状を突きつけられました。縫製工場は社員の熟練が必要で、それまで蓄積した技術を新たな社員が持てるようになるにはかなりの時間を要することになり、品質も効率も現在の水準に達するまでの間に多額の赤字を計上することになり、さらに品質の低下で取引先の信用も失うことになりかねない大変な経営危機になってしまいました。

今は成果主義はかなり浸透してきていますが、当時はそのような社会風土は全くなく、社員の人たちには受け入れ難いものだったのでしょう。
経営者としても、連判状を突きつけられるというのは、かなりのショックで、自分が正しいと思うことを周囲に理解してもらうことの難しさを思い知りました。

連判状事件は自分にとってはかなり大きな衝撃でしたが、一方で、チャレンジすると結果がどうであれ、大きな学びがあることにも気づきはじめてきたのも、このころからだと思います。
下請けの工場は、コスト削減、生産効率アップが至上命題だと考えていたので、人を人として扱っていなかったのかも知れません。

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希望に満ちた工場新築のはずが・・・・経営危機を招く

本来やりたいと思っていることと、実際にできていることとのギャップに悩むようになってきた。
これは、経営者としてもっと売り上げを伸ばして、利益を出して、社員のみんなの所得をもっと増やしたいと思っている内面と、実績として直面する経営の数値のギャップが一つ。
もう一つは、楽しく笑顔で仕事がしたい、楽しい職場にしたいと思う心と、いろんな経営指標を改善しないといけないと、常にしかめっ面している自分とのギャップです。

こんなことを悩んでいるときに、ふとしたきっかけで、交流分析という心理学のセミナーを受講する機会がありました。
交流分析は口語体の心理学と言われていて、大変わかり易い心理学です。

このセミナーの中でトレーナーから私に対して強烈なフィードバックがありました。
それは、「感情を表現するな!」と喜怒哀楽を表現することを自分自身に禁止していると・・・・・。
感情を表現しないということは、悲しいことを悲しいと感じない、嬉しいことを嬉しいと感じないようにしているわけで、こういうことを続けていると情緒障害に陥るらしいです。

こんなふうになるのは、子供の頃に親などが子供にとって良かれと思って言う言葉が元になります。私の場合「男の子は泣いたらあかん」が一番の元ですが、やはり、この仕事をするようになってから必死に経営者を演じてきた結果だと思います。
今でもこの問題は引きずっていますが、かなり良くなりました。

もう一つ交流分析で印象深かったことは、人間の肉体を維持するために食べ物を食べますが、心を維持するためにも心の食べ物があって、それを「ストローク」と呼びます。このストロークは、存在を認めることです。人は、自分の存在を認められたいと思っています。肯定的なストロークを十分に受けた人は、幸福に満ち溢れた状態になり笑顔でいられます。しかし、ストロークが与えられない状態。ストローク飢餓の状態になると、無視され続けている状態なので、心の空腹を満たすために、否定的でも良いからストロークをもらおうとします。人間は無視されることを一番恐れていて、無視されるくらいなら痛く辛い状況になっても、否定的でも良いから存在を認めて欲しいと無意識に行動するようになります。これは、不正を行ったりミスをしたりする状態で、叱られたりするのですが、無視されるストローク飢餓の常態よりもマシなので、不正やミスをするようになると言うことでした。会社でミスが多発するような場合はストローク飢餓の常態かもしれないので、出来るだけ社員には感謝の気持ちを伝えるようになりました。「皆さんのお陰で、ありがとうございました」当たり前の言葉のようですが、仕事をしていると、社内に向けては、簡単には出てこない言葉です。

それにしても、これ程人を追い詰める「経営」とはいったい何なんだろうという思いも、ふつふつと湧き上がってくるようになりました。

希望に満ちていたはずの工場新築、28歳

1988年、バブル絶頂期で取引先からも福利厚生を充実した50人規模の工場を建てないと今後取引をしないとの発表があり、銀行からの誘いもあり、深く考えもせずに工場新築!かなりの過大投資でこれが後々自分自身を苦しめることに。

親身になって反対してくれた親戚もありましたが、今となって思えば、若さ故の大暴走でした。

人は自分自身の本当の価値を理解できないと、地位や名誉、シンボルとなる建物や高級車などによって自らの価値を誇示しようとするものです。

全く採算が合わず経営危機に、28歳~

過大投資が原因で、採算が合わない状態がずーっと続くようになってしまった。
取引先は元々合わない単価を提示して、月末に補填で帳尻を合わせるようなやり方でした。協力工場には毎年決算書を提出させ、科目ごとの比率を出し。「お前 のところは○○の科目の比率が高い。もっと削減できるはずだ」と言うのです。経費をどの科目に仕分けするかは、経理担当者や税理士さんによってかなり違うので、こんなやり方で補填額を削られて行くと、さらに赤字が拡大するようになって来ました。

しかし、世の中はバブルがはじけて未曾有の大不況へとゆっくり下りはじめていました。
価格破壊という言葉が市場に溢れ、取引先も生産拠点を中国などへシフトして行きました。

受注量の減少、受注単価の下落、それでも生き残りたいという気持ちで、品質管理や工程管理など、指導を受けながら振り落とされないように必死で頑張りました。
しかし、受注量を増やすことはできず、工場を新築した時に想定していた人数50人の稼動にはとうてい及ばず、30人程度の稼動が精一杯。取引先から50人規模の工場を建設するようにと言うことだったのが、中国へ生産拠点を移すので、人員は増やすなと言うことになってしまいました。
50人を想定してコスト計算した工場に30人しかいなければ、よほど高付加価値の仕事でない限り採算を合わせることはまずムリです。
取引先は納期や品質のコントロールのため他社取引を極端に嫌ったため、受注を他社取引で補うこともできず、八方塞がりの状態に陥ってしまいました。

受注量確保のためこっそり商社への営業もして受注を確保したりもしました。
また、弟が靴下の会社へ勤めていたこともあり、靴下の生産もやってみました。
しかし、受注量は確保できても単価はどこも厳しく、下請けをしている限りはどこと取引しても程度の差は多少あっても、ほとんど同じだと考えるようになりました。

勝敗を明確にする

こんな当時、ある日3時ごろに仕事を止めて全員に集まってもらいました。そこで全員に質問!「今日、この時点で会社が勝っていると思う人」と挙手を求めると、数人が手を挙げました。「では、負けていると思う人」と言うと、また数人が手を挙げました。「どちらか分からない人」と聞くと多くの人たちが手を挙げたのでした。

スポーツの試合をしていて相手との点差や勝敗が分からない試合をする人はいません。例えば、野球の試合をしていて5回裏を終わって1点差で負けているか、5点差で負けているか、1点差で勝っているか、5点差で勝っているかによって、攻め方も守り方も違って来ます。相手との点差と現在の勝敗をチームの全員が分かっているから、今自分は何をしたら良いのかも分かります。

このように、会社で勝敗基準が明確になっておらず、経営者や社員が勝敗が分からず。ただ、漫然と仕事をしているケースが非常に多いと思います。ベクトルを揃えると良く言われますが、負けたいと思って仕事をする人はいないので、勝敗の基準を明確にすることで、全員が同じ方向を向くようになるものです。勝利とは何がどんな状態になったことを言うのか。会社でも勝敗を明確にすることで、社員も同じゴールを目指して一体になって仕事をすることが出来るようになりました。

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脱下請けを決意

子供も次第に大きくなり、父親としての責任も感じ、下請けのまま残りの人生を送り続ける程強い精神力がないので、ついに脱下請けを決意!
当時の気持ちは「どうせ死ぬなら、座して死を待つより討ち死にしよう」でした。

今から思えばとても単純な発想でしたが、自社デザインした商品をお店で販売することで脱下請けを考えた。
グラフィックは一部デザイナーさんに頼んだり、社内で絵が描ける人に作らせたりして、何とかサンプルを作って、営業してみました。
しかし、結果は大惨敗!
営業したショップのオーナーさんに言われた言葉は、「縫製が良いのはよくわかるが、一流のデザイナーさんがデザインしたものでもないし、名の通ったブランドでもない。こんな商品が売れるほど世の中は甘くはない」でした。脱下請けと言うのは、口で言うのは簡単だけど、実際に実現するのはかなり難しいものだと感じました。

負ける喧嘩は最初からするな!

ショップのオーナーさんに言われた言葉を何度も頭のなかで繰り返してみて、自分は最初から勝てるわけがないマーケットに戦いを挑んだのではないか?という疑問が沸いてきました。
自分達にとって最も弱い部分を全面に押し出して戦おうとしたのでは?

しかし、取引先のアパレルさんからは国内の協力工場はもう必要ないと言われ、縫製工場のどこに強味があるのか、まったくわかりませんでしたので、脱下請けの糸口も見出すことはできませんでした。

勝てる市場はどこにあるのか?勝てる技術がウチの会社にはあるのか? 脱下請けなど本当に可能なのか?

弱味を強味に変える

自分たちにとっての弱味と強味を考えて見ると、典型的な労働集約型の産業で、世界一高い労働コストで製造していること自体が弱味のように思えてきます。自分たちが持っているものは全て弱みだと思えてなりませんでした。この考えでは到底脱下請けなどできない。

アパレルさんとの取引では、小ロットの追加フォロー生産をしても、払っていただける工賃は量産のお値段と同じでした。
つまり、追加フォローに付加価値は無いと言われているのと同じで、担当者も「追加フォロー分だからと言ってお客様から特別に高い代金を払ってもわう訳には行かない」と言われました。

しかし、この考えははマスプロダクションを前提に考えているからで、近所のスポーツチームのユニフォームなど、たまに依頼される商品は普段アパレルさんから受注する単価の数倍の価格で受注できている事実が思い浮かびました。
もしかしたら売ろうとしている対象を間違っているのではないか?
商品を企画した時も、中間流通を排除しようという考えはありましたが、ターゲットとしてイメージしているのはエンドユーザーではなく小売店さんしか見えていなかったのです。

ご近所の人が20枚~30枚ほどのオリジナルTシャツを依頼される場合、たいてい担当の人は少ない枚数で申し訳なさそうに工場へ来られました。
こういう注文があった時に私は「こんな注文が毎日あれば経営は楽なんだけどなぁ」と漠然と思っていたことも思い出しました。

ここにビジネスチャンスが隠れているのではないか、そう考えるようになって少し脱下請けの希望の光が見えてきたような気がしました。
小ロット、短納期でエンドユーザーのオーダーに対応する。
お客様の要望通りに作ることは、これまで鍛えられているので、大丈夫!
これまで弱味だと思っていた人や技術が、ターゲットを見直すことで強味に変わり脱下請けが見えて来た。

ラーメンのトッピング

ここまで脱下請けの考えを整理してきて、残された問題は、どうやって注文を取るのか?です。

お客様の作りたいものを作りますと言っても、お客様自身がデザインのプロではないので、イメージ画の作成はほとんどできない。

工場としてもお客様が手書きしたものがどんどん届いて作成したとしても、現場が混乱するだけで、全く採算が合わないと予想できました。

この時に目にした脱下請けのヒントが、ラーメン屋さんのトッピングでした。

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シミュレーションシステム完成

ラーメンのトッピングは組み合わせ自由で自分の好みのラーメンができますが、組み合わせる食材は最初から用意されていて、作業も効率的で生産性も高い。
もし、トッピングのメニューも無く、お客さんに好きなラーメン作りますでは、注文が難しくてほとんどの人は注文できないでしょう。

Tシャツやトレーナーでも、「お客様の好きなTシャツ作ります」だけではお客様は注文できない。
ある程度デザインの範囲を限定してメニューにしないと注文は取れないと考えました。

また、メニューを作る際にオプションの範囲を明確にして規格化すれば生産効率も上がって、オーダーであっても十分採算が取れると確信しました。

もう一つはお客様がデザインしたイメージを目で見て確認できるようにデザインシミュレーションソフトも必要だと考えました。

シミュレーションシステムが完成して販売に!

わからない人間同士ですったもんだしながら、何とかシミュレーションシステムが完成。
早速、営業に!

シミュレーションシステムをインストールしたパソコンとサンプルを持って地域のショップさんを営業に回りました。
しかし、ショップさんの反応は良いものの、契約は一件も取れませんでした。
どこのショップさんも「面白いねえ」と言う反応なのですが、「テイストが違う」と言うのが断られる原因のようでした。
おしゃれなブティックに無骨なパソコンは置けない、という事のようです。

田舎では、ダメなのかと思い。東京の大手百貨店へ営業先を変更して、アプローチ開始。
意外とどこの百貨店さんも話しを聞いてくれました。
中には、初回の営業で口座開設の書類をいただけたところもあり、上々の滑り出し。

今から思えば、誰の紹介もなしに飛び込み営業をよくやったなあと思います。

店頭での販売開始!

念願かなって新宿の大手百貨店さんでの販売がはじまりました。
バレンタインキャンペーンからのスタートで、大きな期待に胸を膨らませての販売開始でした。

ポツポツとお客様にお買い上げいただけるのですが、店頭に自分自身が立ってみて感じたことは、お客様が店内を歩くスピードは予想以上に早く、パソコンの前に留め置くのは非常に難しいということでした。
オリジナルTシャツを作ろうと興味を持たれるお客様があっても、一旦パソコンの前に座ってシミュレーションを始めると、30分ぐらいはすぐに経過してしまいます。
すると、連れで来ている方の機嫌がだんだん悪くなってしまいます。
そして、次の売り場へと移動してしまうのです。
一枚のTシャツのご注文に30分~1時間もかかってしまうと、売り場のパソコンのシミュレーションシステムがフル稼働しても一日の売り上げの上限が見えてしまいました。

また、百貨店で販売するときの掛け率や店員の費用などを考えると、百貨店での販売がかなり厳しいと思うようになりました。

インターネットへ、38歳

百貨店の販売の限界を悟って、すぐにインターネットへの転換を考えるが、インターネットのことがさっぱりわからない。
周りにもわかる人はほとんどいない。
そこで、店頭のシミュレーションシステムを作るときにも創造法の認定を受けて、いろいろ支援していただいたこともあり、県の機関に相談しました。
店頭のシミュレーションシステムがインターネットでは使えないこともわかっていたので、このへんの技術的なことのアドバイスを求めた。店頭のシミュレーションシステムを発注する時に、インターネットでの利用も考えていると伝えていたはずなのですが、容量がすごく大きいシステムでネットへの移行は無理と言う結論でした。
情報化モデル企業の認定していただき専門家の派遣など、インターネット上で動くシミュレーションシステムについて支援してもらいました。

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ついに工場売却と社員の解雇するまでの経営危機

ついに念願のホームページが完成!とてもきれいなページに大満足でした。

当時も一般論としてホームページは更新しないと売れないと言うことは聞いていました。
しかし、デザイナーさんがデザインしたホームページの完成度は非常に高く、素人が更新してデザインが崩れてしまうことがすごくイヤで一年間全くページを触らずに置いておきました。
その結果、初年度の一ヶ月平均売り上げは14,952円でした。

自ら更新開始!39歳~

下請けの仕事もどんどん悪くなり、このままでは本当に死んでしまうという焦りもでてきて、ホームページの更新を開始。

綺麗なデザインのページを素人が壊すのは忍びなかったのですが、お客様に当社の特長や強味をしっかり伝えるためには、抽象的なイメージよりも文章が必要だと思いページを増やして行きました。
ページが増えるにしたがって少しずつですが反応が出てくるようになり、注文も確実に増えるようになってきました。

ここから売り上げは順調に伸びるようになってきまして、二年目は前年の15倍、その後も2~3倍の伸びを続けるようになりました。
それでも、本業の下請け加工の受注環境悪化をカバーしきれるまでには至らず。
苦しい経営が続きました。

この当時はインターネットの商取引での成功事例がほとんどなく、銀行の対応もとても冷たいものでした。
また、同業者からも多くの疑問の声をあびせかけられ、本当に自分の判断は正しかったのだろうか?と思う気持ちと、日本の縫製工場はエンドユーザーに近い取引ができないと生き残れないと思う気持ちが交錯する日々でした。

単独の事業としては順調に伸びてはいましたが、本業の落ち込みを補い切れないでいるので、気持ちは常に追い込まれている状態で、何か一つ別の問題が発生すれば、精神的にはダウンしそうな状況をずーっと続けてきたように思います。

下請けとして30人あまりの社員を抱えて、自分では「経営しているつもり」でした。
しかし、自ら売り上げを作れる商品を開発して、販路を開拓すると言うことは、これまでの下請け時代とは全く別の能力や精神力がないとできないことを実感。
本当の経営者、特に創業経営者というのは並みの精神力ではできないことで、これまでやってきたことは、お金の心配をする工場長だったことを痛感しました。
ましてや、高度成長期のように市場が物を欲している時代ではなく、これまでに売れそうな商品はほとんどと言って良いほど市場に投入され尽くした後に、新規参入するわけですから、最初から勝てる確率は極めて低いわけです。

国や県などが、創業支援だと言っていろんな施策を実施してくれています。
このことはとてもありがたいことなのですが、精神的な面の相談に乗ってくれる機関はもちろんありませんし、下請け仲間の経営者はたくさんいますが、創業型の経営者の人脈も無かったので、当然私の周りの経営者仲間に、私のような経験をしている人はいなかったので、一人悩む日々でした。
この頃から経営者の孤独も実感しました。

自分の頑張ろうとする心とは裏腹に下請けの受注環境の悪化は、予想を遥かに上回るもので、頑張っても頑張っても追いつきません。

ついに工場売却と社員の解雇せざるを得ない経営危機

下請け体質のまま経営を続けても決して浮上することはありえないと判断。インターネットの事業に専念できる体質に変えることを決意。社内体制の縮小を決意し、解雇も決断しました。
大きい工場が必要ないと判断して工場を売却。そして一部の社員を解雇しました。工場の売却は不動産会社を通さず、銀行の紹介先に売却しました。

解雇されて退社していく社員の口からも厳しい言葉が私に浴びせかけられました。
「販売と言うのは、カバンを持って外へ出ていくもので、パソコンの前に座って売るというのはおかしい」と解雇した社員からは言われました。解雇と言うのは、解雇された人にレッテルを張ってしまうことになるわけで、私自身もすごく抵抗がありました。
工場売却と解雇と言うのは、これまで経営していて一番辛い決断で、工場売却や社員の解雇をした自分は敗者なのか?と打ちひしがれる思いの日々でした。

取引先からの要請があったとは言え、過大な投資をしてしまったことで、社員を解雇して、さらに工場の売却するまでの経営危機を招いてしまったことは、経営者として大きな判断ミスの結果だと思っています。工場新築の計画が持ち上がった時に、この選択によってもたらされる最悪の結末を考えていれば、このような経営危機は招かなかったのではないかと思います。取引先に100%依存した考えに従って招いた経営危機で、最悪の選択をした結果でした。

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お客様の声を直接聞くことができるようになって変化が

経営者の仕事というのは、船を漕ぐことではなく、舵を取ることが重要な仕事だと思っています。
常に判断を迫られ、方針を出さなければなりません。
組織に方向付けを与えることがリーダーとしての重要な仕事だと思いますが、方向付けから逃げようとする経営者がとても多いように感じます。

工場を売却する判断や解雇する判断はとても辛いものです。
しかし、将来どうあるべきかを決めていれば、今何をするべきかも自ずと判断できるようになるのではないかと思います。将来どうあるべきかが明確でないと、工場売却で恥をかくと言った余計な感情が邪魔をして、正しい判断が出来なくなります。
当時、社員からも「いつまでこんな売れない仕事を続けるのか?」と言われたことがありました。
私は「成功するまで」と迷わず答えました。

明確な方針を打ち出して、成功を信じてやり続けること。これが経営者の資質として非常に重要なのではないかと思います。

もしも誰かに顔を水の中に押し付けられたら、息ができなくなって苦しみます。
耐えられなくなったら、人目をはばからず空気を吸うために必死に抵抗するでしょう。
息をしようと必死にもがくことを周囲から笑われたとしても関係なく、息をすることが最優先になるはずです。

ところが、会社の血液と言われるお金が回らなくなっても、なりふりかまわず生き残るための行動をしない経営者も多いですね。
そういう人は、生きることよりも、なりふりかまわず必死になることが「恥ずかしい」と感じていることが多いようです。
生き残るよりも、自分のプライドが優先するのは、本当に辛い状態を感じていないからでしょう。

お客様の声を直接聞くことができるようになって

これまで、アパレルさんから市場動向などを聞かされていて、イメージしていたことと、お客様の声を直接聞けるようになってギャップを感じるようになりました。
アパレルさんからはどんどん品質基準も厳しくなり、重箱の隅をつつくような検査になり、価格もどんどん下がっていて、アパレルさんからは「価格を下げないと売れない」という話しばかり聞かされてきましたが、お客様は価格よりも本当に良いものを求めている方も結構多いことも感じました。アパレル企業の営業マンが売り場の店員さんから聞いた情報を営業所長に伝え、さらに営業部長に伝え、製販会議で下請けを管理している部門の部長に伝え、下請けを実際に管理している担当者に情報を伝えるうちに、伝言ゲームが目茶苦茶になって、下請けを都合の良いように使う情報に変化します。その情報を真に受けて会社を経営すると、とても受け入れられない要求をされることになります。

ホームページでお客様から直接声を聞くようになると、、現場で縫製している社員の人たちにも変化が出てきました。
お客様がイベントで着用する目的で依頼された商品は絶対に納期を遅らせるわけには行きません。
こんなことは、私が言わなくても皆、感じてくれて何とかして間に合わせようとしてくれるようになりました。
私の方から残業を頼まなくても、自分達で判断して間に合うようにしてくれたり、緊急の時などは、一旦家に帰って晩御飯を作ってから、また会社へ出てきてくれたりするようになりました。
お客様からのクレームもアパレルさんの仕事のような伝言ゲームではないので、直接言葉が伝わります、ですから良い商品を作ろうとする意識がすごく高まりました。

経営者として口をすっぱくして納期や品質のことを言うより、お客様と接することが増えれば自然に意識が変わることを実感しました。
お客様が会社を育ててくれる!

お客様から儲け話しをしていただけるようになってきて

私はもともと営業畑の人間ではありませんが、インターネットでホームページを開設して、お客様にも当社が工場だと言うことを理解していただけるようになると、私達が知らないマーケットで大手が参入しない分野の情報をいただけるようになってきました。

こういう話しはお客様がすでに市場調査して、当社に生産を依頼して来られるので、事業として成り立つ可能性が大変高いのです。

また、一人でコツコツ探すよりもすごく効率が良いのです。
ホームページを介して営業マンが増えたような感じです。

このようなご注文がどんどん増えて、一方で一般のお客様からのご注文も順調に増えてきて、それに伴ってアパレルさんからの受注を少しずつ減らすことができるようになりました。

自分でホームページを更新して、試行錯誤してみてわかったことは、自分の会社の特長や強味をいかにお客様に伝えるかが非常に重要だということです。

もう一つはSEOでしょうか。
SEOといっても、技術的に高度なページを作るのではなく、内容を充実させることを考えました。
検索エンジン側にすれば、特定のキーワードを検索したときに閲覧者にとって有益な情報があるページを上位にするように研究しているわけですから、情報を提供する側はサイトの充実さえ心がけていれば結果的に検索で上位に表示されるホームページになるのではないかと思います。

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インターネット専業へ

インターネットの受注が順調に伸びて、下請け加工の比率が20%を切ったあたりで、取引先と今後について話し合い、下請けを止めることになりました。

自分としては、もう少し下請けを続けながら転換したいと考えていましたが、発注側とすると、僅かな工数のために担当者を置いて管理すること自体が、大きなムダになってしまうので、思い切って脱下請けに踏み切りました。
ネット専業の初年度は、下請けの売り上げの減少分を補うには力不足で、特に冬場は厳しい経営を強いられました。
しかし、二年目は9月のリニューアル以降のご注文も順調に推移していて、冬場の落ち込みもかなり食い止めることができそうです。これでやって行けそうな状況になってきました。

階級制度の壁

元請けと下請けの関係は、階級制度のようなもので、下請けの階級から上へ上がろうとすると、上流階級の人たちから強烈な反発が起こります。
「奴隷はずっと奴隷をしていろ!」ということなのでしょう。

実際に、当時の取引先の部長から「お前のところが、生地を買えないようにしてやろうか!」と言われたことも。

その時は、仕入先の社長が機転を利かせて「私の会社は伝票が通っているだけで、どこの工場から生地が出ているのかわからないのです」と言ってくれたおかげで、危機を回避することができました。

金融機関も、強い者に立ち向かって孤独に戦っている経営者に手を差し伸べることはありません。自力で上流階級を勝ち取ってしまえば、金融機関は擦り寄ってくるのでしょう。

このような環境の中で、戦い続ける精神力は尋常なものではなく、下請けから転換するよりも全く新規に事業を立ち上げる方が楽かもしれません。

小さい成功体験の積み重ね

その人がどれだけやれるかは、その人が自分自身をどう評価しているかに大きく左右されるように感じています。

自分で自分のことを正しく評価していて、自分は「必ずできる」と思える人は、チャレンジするし設定した目標を時間をかけても必ず達成するものではないかと思います。

反対に、自分はちっぽけな人間だと思っている人は大きな目標も持たず、行動も起こさないようです。

自分に対して肯定的な評価ができるかどうかは、若い時から小さい成功体験を積み上げてきているかどうかだと思います。
成功体験というのは、同じ経験をしてもその中に小さな成功を感じることができたかどうかなのではないかと思います。

周りから見ると一見失敗したかのように思える状況でも、その中にある貴重な経験を成功と捕らえる前向きな能力のことです。

青信号を待っている人

いろんな経営者の方とお会いして感じるのは、すごく勉強熱心な経営者の方が多くいらっしゃることです。

しかし、多くの方たちが、経営理念だ中期経営計画だと言っている割には行動しないなぁというのが偽らざる感想です。

こういう方たちは目的地にたどりつくまでの信号が全て青になるタイミングを待っているのではないかとさえ感じます。

経営計画や理念だと言っても、常に自分の安全圏でしか行動しない人は安全圏内の計画しか立てないわけで、大きな変革などはありえない。

こういう経営者ほど社員に「改革しろ!」と言っているんだろうと思います。

安全圏を一歩出て、いろんな恐怖体験をしながら頑張っていると、いつしか慣れてきて、怖かった範囲も次第に安全圏と感じるようになるのです。
そうしたら、また一歩外へ出れば良いのです。

障害の多さ

最近、いろんなところで講演させていただく機会も増えてきて、参加者から質問を受けるのですが、参加者の方自身が持っている商材や取引形態が、新規の販路開拓がいかに困難かを説明される方がいらっしゃいます。

「こんなこと説明して何になるんだろう」と思いながら聞いています。
人それぞれの心の習慣があって、同じ状況にあっても、障害を見ている人と可能性を見ている人では、結果は大きく違ってくると思います。

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セールストークはしっかりするのに

経営者は自分の会社の強味や弱味をしっかりと認識していないことが多いものです。
ホームページで自社の強味を上手く表現できている企業は少ないのではないかと思います。
セールストークはしっかりするのに。

中小企業のホームページの多くが会社案内のパンフレットと同等の情報しか載っていません。決定的にコンテンツ不足です

自分の会社の強味、弱味をしっかり認識して、ホームページ作成業者に伝えている企業は少ないようです。

これは、文章にして業者に渡すのが面倒だったり、強味を書き出そうとするとうまく情報を整理できなかったりするのでしょう。

でも、自分の会社の商品を売り込みに営業に出たら、パンフレットを開いて、パンフレットに書かれていないこともたくさんしゃべるものではないかと思います。

リアルで営業したときにするセールストークはたいていの場合、すごく説得力があるもので、営業している本人はわかっていないのかも知れませんが、商品や会社の強味をしっかりしゃべっていることが多いですね。

このセールストークでしゃべる部分が一番重要で、これがホームページに記載されていないと、お客様は良い商品なのか判断がつかないのではないかと思います。

ホームページは自動販売機じゃない

ホームページを開設すると、自動的に注文が入ってくると思っている経営者の方も多いように思います。

リアル店舗と同じように、お客様からの問い合わせや相談に答えることができないと、注文にはつながりません。
情報を出せば出すほど反応が返ってくる

情報発信する側から情報を出すと、お客様の疑問点もはっきりしてきて、質問しやすくなるのでしょう。
情報がないページにはお客様が訪れても、何ができる会社なのか十分に把握できないので、質問することが的外れになることを恐れて質問してもらえなくなります。

情報を出せば出すほど、質問の件数が増えてきます。

また、お客様から質問が来るようになると、自社のホームページに不足している情報が何なのかわかるようになります。

反応があるようになるとPDCAの管理サイクルが回るようになります。

下請け時代の教訓から

下請け時代に一社取引の厳しい立場を経験したので、販路や商材をできるだけ分散しておきたいと考えています。

一つの取引先に頼ってしまうと、その取引先の方針の変化に振り回されてしまう。
また、どんなにブームに乗った良い良い商材があっても、その商材に特化しない。
一つの商材に依存してしまうと、ブームが去った時の対応が困難になってしまう。

今後は常に取引先と商材を分散してバランスの取れた経営を続けて行きたい。

これから

一つのビジネスモデルが成功事例になってくると、経営者としては、他のアイテムに横展開して掛け算を目論むわけですが、仕入れして売っているところでしたら、仕入れ先を確保すれば良いのかもしれませんが、工場の場合は商品開発や生産工数の確保などしないと当然玉が生まれてきません。

疲弊していた会社が成功事例を生み出して、次を仕掛けようとする時の会社の状況は「カネがない、人がいない、時間がない」だと思うんですが、こういう状況に遭遇した会社はどうやって乗り超えて行ったんでしょうか?

こういう会社は、高度成長の時には結構あったのかも知れませんが、今の時代だとリアルで販路展開している工場の場合はあまり無いことかもしれません。

ネットだとホームページを作るのにあまりコストがかからないので、やろうと思えば倍倍ゲームも可能になるので、チャレンジしたいと思っております。

良質なWEBコンテンツとはユーザーの質問に対する明快な回答です ・何度も経営危機に直面したコンテンツ ・服の品質の見分け方

大事件発生(不当返品)最大の経営危機

これから倍々ゲームと思っていた矢先に、大事件発生。
不当返品に会いました。かなり理不尽なことを要求されたのですが、直接会って話し合いをしようとしましたが、まったく話しにならず、公正取引委員会へも申告しましたが、動いてもらえず、結局。弁護士さんに依頼することになりました。

卸業者さんから犬の服の依頼があり作成いたしました

依頼してきた会社は フ○○○ワン株式会社 2005年5月6日の夕方からトップページが表示しなくなりました
6月22日にはトップページがリニューアルされてアクセスできるようになりました。
当然全サイズサンプル確認してから犬の服の量産しました

型紙からオリジナルで作成しましたので、指定の型紙でサンプル作成してOKをもらってから、犬の服の量産をしました。
2005年の1月に入ってからMサイズの確認をしました。その後下記の内容で確認しています。
もちろん、本生産で型紙を間違えて作るなどということもありませんでした。
確認日 2005年1月13日
サイズ 仕様
P ラグランTシャツ 衿付き、袖口付き、裾ヘム仕様
XS ノースリーブパーカー ヘム仕様
SS キャミソール
S ラグランTシャツ 袖口折り曲げ、裾ベルト仕様
DM ノースリーブTシャツ 衿付き、ヘム仕様
DL ノースリーブパーカー ヘム仕様
サンプル生産後順次犬の服を出荷しましたが、その時は問題は指摘されませんでした

2005年2月23日から4月8日にかけて初回発注分の犬の服2037枚を納品。追加のオーダーもいただいておりました。
突然のクレーム返品

2005年4月15日、事前に何の連絡もなく犬の服884枚が返品されてきました。
返品になった原因は、犬がおしっこすると服におしっこがかかると言うことでした。

犬の服の場合、後ろ身頃に対して前身頃が短めになっておりまして、今回の犬の服はMサイズで裾ベルトのタイプで前後差が13cm、裾ヘムのタイプで12.5cmに設定されていたのですが、加工のバラツキで1cm程度前後差が少ないものがありました。
犬の服は即修理して商品発送しましたが、受け取り拒否。買取りを迫る請求書

販売するのに商品がないようなことを放置できないので、すぐに犬の服を修理して翌日に251枚発送いたしました。
不良の症状は比較的軽微なものなので、修理はほとんどアイロンがけのみで可能でした。
犬の服を発送しましたが、翌日には商品を受け取れない旨の連絡があり再度返品され、4月23日には当社に犬の服の買い取りを迫る請求書が送られてきました。
追加で仕掛りになっている犬の服の生産も中止です。

今回の問題の前、3月15日に後ろ身頃のプレス不良で124枚返品されました。
この時は修理して3月31日に納品していますが、受け取り拒否はされておりません。
今回はフ○○○ワン側に何か都合があったとしか考えられません。
返品の詳しい内容説明は全くありません

犬の服は返品されてきましたが、お客様からクレームが付けられた犬の服は見せてもらっていません。
いったい何枚クレームがあって、販売した総数の何%がクレームだったのかも当社には説明がありません。
また、クレームになった犬の服はどんなサイズで、どんな犬種が着て問題が起きたのかも全く説明がありません。
4月25日に営業の◇橋さんから聞いたところでは、お客様からのクレームは、たった一枚だったらしいです。
問題は犬がおしっこをすると、おしっこが服にかかる?
全く説明がないので、自社で検証してみました。
不当返品になった犬の服        クレームになっていない他社へ納品している犬の服
hikaku
犬の服の比較
向かって左側の犬の服が返品になった商品、向かって右側の犬の服は他のお客様に1年半前から継続して供給している商品で、これまで一度もおしっこの問題でクレームがあったことはありません。
また、右の犬の服以外にも多くのショップさんに納品しておりますが、おしっこがかかるなどのクレームは一件もいただいておりません。
向かって右側の犬の服の方が前後差が少ないのにクレームが全くないのはナゼ?
小さい犬に大きい服を着せる設定になっている。 大きめの犬に小さい服を着せる設定になっている。
追加のオーダーの時に、「実際に犬に着せてみたらたぶりが出たところがあった」などと大幅な型紙修正があったことから、サンプル出しの段階で、いろんな犬に着せてみて、サイズのチェックなどを怠っていたのではと推測しています。 実際にショップさんに確認したところ、犬の服の場合、犬種や大きさにより、合うサイズを選ぶのは難しいのでおしっこが絶対にかからないとは言い切れない。
お客様には1サイズ小さい服を選んでいただいているそうで、「おしっこがかかる場合もあります」と記載したものを商品に添付しているそうです。

このように他のショップさんでは販売側でサイズについては、かなり神経を使って対応していただいております。
小さい犬に大きい服を着せれば、おしっこがかかるのは当然なのでは?
サンプル時点で犬の服のサイズの検証を十分にしなかったのでは?
実際のバラツキについて
おしっこがかかるということだと、裾部分の前後差よりも前脇下から前裾までの距離が問題なのではないかと思います。
抜き取り検査して測ってみました。

mondai

baratsuki
問題
犬の服のサイズのバラツキ
型紙から算出した上がり寸法に対して実際の犬の服がどうバラツいているかグラフにしました。
前脇下から前裾の距離なので、距離が短い方がおしっこがかかりにくいことになります。
傾向としては小さめなので、おしっこに関しては有利な条件の犬の服になっています。

後ろ身頃はプリントや刺繍などの加工による縮み

サンプル確認はプリントや刺繍がない状態でしましたが、量産品は後ろ身頃にプリントや刺繍などの二次加工がたくさんありましたので、相対的に後ろ身頃が前身頃以上に縮んだため。前後差が少なくなったものと思います。

しかし、フ○○○ワンが言うおしっこがかかると言う問題からすると、かなり有利な犬の服を納品しているのだが。
規定の寸法に上がっていたらクレーム(返品)は防げたのか?

クレームがあった犬の服の修理のほとんどはアイロンがけだけで修理可能です。
アイロンがけで修理して規定の寸法にして販売しても、ニット製品なので洗濯したりすれば形は変化します。
そうであれば、規定通りの犬の服を納品したとしても、売り方が同じであれば今回のクレームは避けることはできなかったのではないかと考えます。
返品になった商品の買取りを要求されるのはよっぽどのこと

これまで長い間アパレルさんとの取引をさせていただきましたが、商品の買取りを要求されたことは今までなく、通常は不良箇所の修理で対応しておりました。
修理不能の商品のみ買取りになる場合はありますが、それは全体の1%とかの致命的な内容の返品商品に限ります。
返品された商品を修理もせずに送って、受け取り拒否されたのであればしかたのないことですが、当社は修理して商品を送ったのです。
販売は継続されている

2005年4月25日現在、返品買取りを要求された犬の服以外は店頭で販売を継続しており、返品された犬の服との違いは、販売しているお店がクレームを言って来ていないからなのです。
つまり、クレームを言ってきたお店は1店舗のみで、他のお店からのクレームが無いので、販売を継続しているということです。
また、フ○○○ワン株式会社にも一部在庫が残してあります。松○社長は「全数返品しなかったのは温情や」と。でもこれはショップに置いてある犬の服が売れた場合の追加用だと思いますす。
買取りを要求するのであれば商品は致命的なのでは?

通常、買取りを要求されるのは加工した商品に致命的な欠陥があり、修理もできない場合です。
今回の場合は、片方で、買取りを要求しておきながら商品の販売を継続していることから、商品自体には致命的な欠陥があるとは考えられません。

本当に致命的な欠陥があって、当社が買取らなければならないような商品なら、全店舗から商品を回収しているのではないかと思いますが、そうしているわけではないのです。
犬種や個体差など犬のサイズは複雑なので店頭での対応が重要

他のショップさんに確認したところでは、服におしっこがかかることは起こり得ると言うことでした。
重要なのは、店頭でお客様が飼っている犬種や大きさなどをお聞きして、適切なサイズをお勧めすることと、サイズ選びを間違えるとおしっこがかかることを事前にお客様に周知しておくことで大きなトラブルを回避できたのではないかと思います。
責任の全てを工場側に押し付けてくるのはおかしいのでは?

上記の内容から、今回の問題の原因は販売する側が事前の検証を怠ったために起こったことで、対応如何によってはクレームは十分回避できたのではないかと考えます。

営業側の不手際で、販売先を失ったことを全て工場に押し付けようとするもので、到底納得できません。
全ての責任を工場に押し付けてくるのは、どう考えてもおかしいです。
5月2日、このページのアドレスをフ○○○ワン株式会社に伝えた

夕方、松○雄○社長から電話があり、「ウソ書いたらアカンわ」「他のインターネットの店でもサイズにゆとりを持って着せるように書いてある」とまくしたてて電話を切られた。

直後に営業の◇◇さんから電話があり、「こういうことをされると感情問題になるので止めてほしい」と。
「商品を残したのは温情で・・・」「こんなことされるんだったら全部返品します」と。

まず先に事実を開示して、対応策を話し合うことが先決だと思うのですが、感情的な問題になるようにしているのウチじゃないですよ。

私の方とすれば、4月25日に大阪のフ○○○ワンまで出向いたときに、お互いの主張も述べあって、良い落としどころを見つけることができればと思ったのですが、営業の◇◇さんとは近くの喫茶店でいろいろ話したのですが、権限が全くないようで、話しにはなりませんでした。
途中で社長も顔を出されましたが、◇◇さんに「時間を無駄にした!」とたいそうな剣幕で、私に対しても「えらい迷惑してるんや!」と、そしてテーブルに千円を投げ落として帰って行かれました。
社長から◇◇さんへの指示は、「弁護士立てても金を取れ!」だそうです。

話し合いができないのであれば、こちらの主張を書面にして伝えるしかないと思って、このページを作ったのですが、全く聞く気もなく。
まず先に返品分のお金を払え!ということでした。

事前の説明もなく、犬の服を不当返品してきて、買取りの請求書を送ってきたり。電話でも一方的に自分の都合だけまくし立てて電話を切ってしまう。こういうコミュニケーションのパターンなんですね。
こちらには事実確認もできないようにしておいて、一方的に悪者呼ばわりされれば、反論するのは普通の行動だと思いますが、反論をしたら「こんなことされるんだったら全部返品します」と言うのは、脅しでしょうか?

自動車でも、作った商品に問題があればリコールで無料修理です。
当社も、指定された寸法と違う商品であれば無料修理は当然と考え対処しました。

不良で返品があったら、全数、即座に買取り請求では日本の製造業は全く経営がなりたたなくなるでしょう。
5月6日の夕方からフ○○○ワンのトップページのみ表示されなくなりました

フ○○○ワン株式会社からの請求内容

当社からの繰越残高          1,179,440円
返品買取り請求額          2,509,820円
差し引き請求額            1,330,380円
5月10日に◇◇さんから、当社からの「仕掛加工分の請求は承服できない」と電話がありました

6月27日に相手の弁護士から100万円返済で検討してくれと連絡あり。
当社からの請求内容

3月末〆分請求額             731,240円
4月15日〆分請求額           448,200円
仕掛加工請求額               1,680,349円
合計請求額                 2,859,789円
1月のサンプル生産から3月15日〆分までは払ってもらっています。

仕掛分を全部製品にした場合   3,314,500円
合計請求額              4,493,940円
5月10日、公正取引委員会の独占禁止法違反被疑事実についての申告をしました

受付番号0006281
独占禁止法の不公正な取引方法の優越的地位の濫用にあたると思います。
また下請代金支払遅延等防止法の親事業者の遵守事項にも該当すると思われます。

受領拒否
下請事業者に責任がないのに、発注した物品・作成物の受領を拒否することです。
不当返品
下請事業者に責任がないのに、発注した物品・作成物を受領後に返品することです。
不当な給付内容の変更、やり直し
下請事業者に責任がないのに、費用を負担せずに、発注の取消しや内容変更、受領後のやり直しをさせることです。
公正取引委員会は動きませんでした

6月17日に、「これまでの情報では、現段階で独占禁止法違反とすることは困難ですので、措置はとりません。」との連絡がありました。
申告をしてから48日、少しでも進展をと一日一日首を長くして待っていたのに、なんと言う判断か。
これは不公正な取引ではないということなのか?では、どんな取引であれば不公正として判断されるのであろうか?

措置をしない理由を公取に電話で尋ねたところ、被疑者に対しての申告が当社からの一件のみだからだそうだ。
内容は十分に悪質だが、申告が他の会社からもなければ動かないというのだ。

桶川ストーカー殺人事件でも、被害者が再三警察に相談しても被害届けを受理してくれず、殺人事件にしてしまったり。
児童相談所も虐待されている子供たちを見殺しにするような対処をしていたり。
公正取引委員会もこれらの事例と同様ではないか。
悪徳商売やり放題!

私には、公正取引委員会が本当に公正な競争ができる社会を作ろうと言う気概があるとは思えませんでした。
公正取引委員会の対応如何によっては、まじめに頑張っている中小企業の命を奪いかねないと言うことを認識しているのだろうか。

この件で私が自殺でもすれば、公正取引委員会は謝罪会見を開いて調査を始めるのだろうか。

政府は創業支援や起業支援を盛んに施策として実施していますが、このような不公正な取引に対する取締りが行われなければ、夢を描いて起業した人たちの多くが失望するのではないでしょうか?

近年の開業率の低下も「まじめに商売をしたらバカを見る」と多くの人たちが思っているからではないのでしょうか?

5月13日、代金引換で犬の服を送ってみた

5月16日に社長から電話がかかってきた。「弁護士に委任すると言ってみたり、代引きで商品送ってきたり、頭おかしいんちゃうか」ですって。
「うちは交渉の窓口を閉ざしているわけではない」とも。

いつからそなたのか?

こんな社長だから、代金引換で商品を送ってもお金を払うことはないだろうとは思っていたが、できることは何でもやりたい。
ただ、今後は弁護士さんに一任するので、直接やりとりすることはないでしょう。

弁護士から内容証明郵便を送って回答期限を過ぎているが、未だに回答なし。
6月24日に回答が届いた
1、指定のサイズになっておらずおしっこがかかるため販売できない。
2、現在、商品の販売はしていません。販売できなくて困っている。
3、当社の対応の悪さ、このページを公開するかもとか公取へ共謀者などの申告をした

1、は上記で説明のとおり、前後差の点からは若干少ないものもありますが、前脇下から前裾までの距離は設計よりも短めに上がっているので、当初の設計の状態よりも、おしっこに関しては若干有利な商品になっている。
2、商品の販売はホームページでも行っており、その上代理店まで求めている。
3、もともと、フ○○○ワン側が全く話し合いに応じないから、このページを作ったのであり、公表されても良いことを自信を持ってやっていれば公表することで困ることはないはずでは?また、公取の共謀者は、そういう欄があったので営業担当の名前を記載しただけのこと。

実際にクレームになった商品が何枚あってどんな犬に着せたかなどについては全く説明がない。
問題の本質には触れたくないようだ。
不当返品があってから不眠です

不当返品の問題が起きてから、朝3時や4時に目が覚めてその後眠れない。
午前中は仕事ができるが、午後からは体調が悪くて仕事にならない。
足がしびれているし頭痛もある。
明日、5月18日に病院へ行こうと思っている。
うつの症状

5月18日、心療内科を受診してきました。
うつの症状だと先生に言われ、パキシルとセパゾンを処方されました。
6月22日 フ○○○○ワンのホームページがリニューアルされていた

当社に犬の服の買取りを言っておきながら、フ○○○○ワンのサイトをリニューアルして犬の服の販売をしている。
さらに代理店の募集もしています。
また、Yahooのカテゴリにも最近登録されたようです。
Yahooのカテゴリへの登録には52,500円必要で、そんな費用を払ってまで販売を続けようとしていながら、犬の服を買い取れというのは矛盾していると思うのです。
フ○○○ワンは当社が買取りしなければいけないほど致命的と判断している犬の服のページをリニューアルして販売しているんですよ。

弁護士からの通知書で販売を継続していることを指摘したら、トップページから犬の服へのリンクを削除してありました。
相手方弁護士から6月27日

相手方代理人の○○弁護士より、貴社より、金100万円の返済でよいので、検討を求めるとの電話がありました。
6月29日相手方弁護士宛てに書類送付

拝啓 時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。

平成17年6月17日付の貴職からの通知書に対し、下記の通りご回答させていただきますので、ご検討下さい。

当社が納入した商品の前後差については多少バラツキがあることは認めますが、現物を測定した結果からは、おしっこがかかるという点においては、有利な条件の商品を納品しております。

商品は返品されてきましたが、当社はお客様からクレームが付けられた商品は見せてもらっていません。何枚クレームがあり、販売した総数の何%がクレームだったのかも説明がなく、クレームになった商品はどんなサイズで、どんな犬種が着て問題が起きたのかも全く説明がありません。

おしっこがかかって店頭から返品になった商品の現物と返品伝票を開示の上、上記についてご説明頂きたいと思います。

さらに、商品を販売できずに困っているとおっしゃっていながら、ホームページ上では販売も代理店の募集も継続されており、また購入ページにはショッピングカートも用意されていることについても説明を求めます。

今回の問題以前、3月15日に後ろ身頃のプレス不良で124枚を返品されましたが、この時は修理して3月31日に納品していますが、受け取りを拒否されていません。

ところが今回、不良は比較的軽微なものなので、ほとんどアイロンがけのみの修理をして翌日に251枚を発送いたしました。

ところが、翌日には商品を受け取れない旨の連絡があり、再度返品され、4月23日、商品の買い取りを迫る請求書が送られてきました。

追加オーダーで仕掛りになっている商品の生産も中止状態です。

3月の返品の商品は修理後に受領できて、今回の商品は修理済みであっても受領できない理由をご説明頂きたいと思います。

上記の各点について、フ○○○○ワン株式会社の合理的なご説明を頂きたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。

敬具
7月7日相手方弁護士からの回答

平成17年6月29日付で相手代理人に送付の通知書面について、合理的な説明がなされれば、話合いをする意思は十分にあるので、早急に事実関係を明らかにして欲しいと昨日申し入れておりましたところ、本日、相手代理人より電話があり話をしました。

相手方の言い分
認識が違うので、一つ一つの回答はしない。商品は一枚も売っておらず、全部あるので、全て返還する。商品は売ってもよいから、金100万円の返済でよいので、検討して欲しいとのことでした。
7月11日 犬の服の販売ページは完全に削除されました

こちらには画像として保存してありますが、犬の服の販売ページは完全に削除されています。
証拠隠滅して、言い逃れするつもりでしょうか。
7月25日相手方弁護士から連絡

本日相手方の代理人から相手方保管の犬の服は返還せずにさらに当方が40万円ないし50万円を支払いするような案の検討を求めたきました
9月29日

本日、フ○○○○ワン㈱の代理人と電話で話をしました。
お互いに持っている犬の服を売って、債権債務なしということで示談できないかとの提案がありました。
ご検討の上、検討結果をお知らせ下さい。
よろしくお願い申し上げます。

結局、当方の弁護士さんからの薦めもあり、当社にある相手方の生地やネームなどの付属類もすべて放棄してもらって、示談成立と相成ったが、世の中悪いことをした人が何事も無く仕事を続けることができる社会なんだと痛感しました。

2006年5月26日現在もこのショップは平然と、犬用ベット、犬用マットの通販。消臭マット、キャリーバッグなどペット用品・グッズの販売を継続しています。

繊維業界では特別な例ではない

この事例をお読みになられた方は、「なんてひどい」とお思いになる方も多いかと思いますが、実は繊維業界では、たまに耳にすることなのです。

しかも業界最大手クラスのスーパーなどが自社のプライベートブランドとして生産した商品の売れ行きが悪いと、縫製にイチャモンを付けて縫製工場に返品して、お金を払わないこともあるのです。

返品された側は、今後の取引のこともあるので、公取などに申し出ることもなく、泣き寝入りしているのが実際のところです。

今回の相手先のフ○○○ワン株式会社の松○雄○社長はブティックの経営の経験があり、このような商慣行を知っていたのでしょう。
2006年7月12日現在フ○○○ワン株式会社のHPでクレームだと言った犬の服を販売しています

ホームページでは定価で販売されています。(犬に着せるとおしっこがかかるとクレームをつけて返品したにもかかわらず)

販売しているということは、当社で生産した犬の服には何の問題もなかったということです。つまり、作りすぎた犬の服の代金を払いたくなかっただけだったのでしょう

2008年11月27日、相手方弁護士にメールしてみました。

岩崎さま

平成17年に犬の服の不当返品の係争にあたって、相手側であった者です。 その節はお世話になり、ありがとうございました。

当時、当社の商品に瑕疵があるとして、返品された商品と同じ商品がフ○○○ワン株式会社にも残されており、その商品は、フ○○○ワン株式会社のホームページで定価で販売されておりますので、結果的にはお客様に販売しても、何ら問題のない商品だったと言う事でしょう。

URL

私は、松○氏に騙され、被害をこうむり精神的にも大きなダメージを受け、うつ病の治療で通院するようになりました。

会社にもなかなか出社できなくなり、あの事件から業績も右肩下がりになっています。 岩崎さまも松○氏に利用されましたね。 報酬はお受け取りになられたのでしょうから、岩崎さまにしてみれば、それで良かったのでしょう。

「運悪く起こってしまったトラブルについて,皆さんの不安感を取り除くことを第一に,ともに考え,よりよい解決を図るためのお手伝いをしたいと考えています。」

これは、相談者の不安を取り除くことであって、正義を守ろうとはされていないのですね。 現状について、ご連絡いたしました。 このメールは賠償をもとめたり、するものではありません。 その後の経緯をお伝えしたかっただけです。 今後も益々ご活躍されることをお祈り申し上げます。

以上の内容で、具体的なURLも明示しましたが、現状では無視されています。

犯罪被害者保護委員会委員などの役職もされていますが、ポーズだけなのか。

このような問題を防ぐには

いろんなところに相談すると真っ先に言われるのは「契約書はどうなっているんですか?」でした。つまり契約書に返品可能な日。納品日から○日以内の返品なら受け付ける。などの条項を明記しておく必要があります。ネットではソフトウエアのダウンロードの際などに契約書の同意のチェックを入れるようになっていますが、あのような仕組みにしておくことが重要です。
うつ病になると

社内のコミュニケーションが十分にとれなくなると、社内で好き勝手を言い出す人も出てきます。そして、それを傍観しているほとんどの人たち。

学校の「いじめ」の構造と同じことが起こってきます。

立場が弱いと思ったら、遠慮なく攻撃を仕掛ける人がいて、それを制止することもなく、ただ眺めている人たち。どこにでもある光景です。

社長として、リーダーシップを発揮して、明確な方針を出し、進捗をチェックできた時には起こりえなかったことが起きてしまうのが、人間のズルさです。

必死に頑張ってくれている人たちもたくさんいるのですが・・・・・・。

もしも、急病で倒れたら・・・・・。

これを実験したのが本に載っていた。

一人の人が急病で倒れる芝居をするのだが。
その場に居合わせる人が一人の場合は、必ず相手に近づき、状況を確認して、適切な処置や救急車を呼ぶなど、何らかの手を打つと言う。

ところが、居合わせる人数が増えるにしたがって、傍観者の数が増え、救命率も下がると言うのである。

組織もまさに同じで、トップがどれだけ声高に叫んでも、その組織に属する人数が少なければ、対処をするし、その行動も速い。
でも、所属する人数が増えるほど、反応が鈍くなり、組織自体を壊滅に追い込むことさえあると言うことのようです。

普通にしていると、こんな組織になってしまうということです。

では、うちはどうする?

不当返品によってうつ病を発症し、会社にもほとんど出社できない状態になって、コントロール不能になってしまいました。契約書を取り交わさなかったことで起きた不当返品によって、最大の経営危機に陥ってしまいました。最初から悪意を持って取引を持ちかけてくる人もいることを前提にしていないと思わぬ落とし穴に落ちて、経営危機を招いてしまうことがあるのです。

目標?

管理サイクル(PDCA)が回らないような目標は、数字の羅列でしかない。

数字を羅列していて生き残れるほど世の中は甘くないゾ!

目標を決めたら、実行し、途中で計画との誤差を測り、誤差が生じる原因を見つけ、誤差を埋める対策を決め、実行する。

あたりまえのようなことなのですが、実際に管理サイクルを回し続けるのは難しい。

そして、異常が発生していても、「おかしいとは思ったんだけど・・・・」まさに、急病で倒れたら・・・・の傍観者がいっぱい。

強い企業風土を作ることは、非常に難しい。これは、経営者の執念がどれだけ強いか。この一点に尽きるのではないかと思います。

自分自身、マスコミでも注目されるようなビジネスをするようになって、一方で浮かれていて、執念が薄らいだのではないかと反省しています。

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世襲するつもりはありません

閲覧者にとって有益な情報が提供できるか?

「口コミ」や井戸端会議の話題に乗るようなサイトが生き残ると言うことかと考えています。

井戸端会議の話題と考えると、「価格が飛びぬけて安い」「値段は高いが値段以上の満足がある」「どこにもないユニークなサービス」など。

となると、価格勝負はできないので、2番目3番目で差別化を図る方向になるでしょう。

 

大切なことは、とにかく売りたい!が前面に出ているサイトではなく、お客様にとって、有益な情報が提供できるかどうかが、小さい企業にとっては重要な鍵になってくるのではないかと考えています。

いずれにしても、SEOだの相互リンクだのと騒いでいた時代は終わりを迎えつつある。

これからも勉強して、随時情報を載せていくつもりです。

世襲するつもりはありません

将来のこの会社について、聞かれることがあります。

長男に後を継がせるのか?と言う質問です。

私は、会社経営に世襲なんて有り得ないと思っています。私の子供の誰かがものすごく経営に長けているのであれば、させる可能性はゼロではありませんが、この会社の将来にとって最も良いと思う人材に経営してもらうことが一番良いことだと考えています。

また、逆に言うと家族じゃないと後を継いでくれる人がいないような会社であれば、それまでと考えています。社会にとってあまり必要とされない会社でしかなかったと言う事です。

だから、社長をやりたいと思う人が立候補してくるような会社に是非育てたい。

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