コマーシャルがマスに向けたものであったのが、コンテンツはピンポイントにユーザーへ向けたものです

これまでのコマーシャルが番組の視聴者層や雑誌の読者層などのセグメントはされていましたが、それでもかなりユーザーを大きく捕らえたものでした。その上効果測定が難しく投下したコストに対してどれだけの効果があったのか分かりませんでした。さらにコマーシャルにはコストがかかり、その上、コストの支出を止めればコマーシャルも無くなってしまい、効果は無くなってしまいました。マスメディアを利用したコマーシャルは通常膨大な視聴者に配信されるもので、規模の小さい企業ではなかなか実施することが出来ませんでした。なので、規模の小さい企業がユーザーに自社の存在や商品を知らしめることはとても困難でした。

これがインターネットの発展と共にリスティング広告が登場し、特定のキーワードを検索した時だけ表示されるようになり、ユーザーを絞り込んだ広告が出来るようになりました。ただ、リスティング広告が効果を発揮するには、ある程度の検索ボリュームのあるキーワードで広告を掲載する必要があります。ユーザーを絞り込んでピンポイントで広告を掲載できるようになりましたが、商品をひたすら良いと言い続けるコマーシャルをユーザーは信用しなくなって来ました。WEBサイトで当たり前に書かれている「高品質」などの言葉は、どのサイトでも当たり前のように書かれていて、この言葉には何の意味も無く、「高品質」と言う言葉が購買動機にはなりません。さらに、入札単価とコンバージョンによっては広告費が粗利を食い潰すこともあり、販売単価の低い商品の場合は厳しい状態に追い込まれる企業もありました。

これがコンテンツマーケティングによって、自分の生活の疑問や課題や学びや共感のある情報を求めているユーザーが、検索窓に質問することへの回答を掲載することによって、ピンポイントでユーザーがアクセスするようになります。ユーザーの質問は画一化されたキーワードでは無く、多種多様で超ロングテールキーワードです。想定される一つ一つの質問に対する回答をWEBコンテンツとして掲載する作業は大変なのですが、プロじゃないと回答できない情報を掲載することによってユーザーはそのWEBサイトに強い信頼感を感じます。単純に質問に対する回答だけでは無く、なぜそうなのか、他の方法だとどうしてダメなのか、など、回答の背景にまで掘り下げた詳しい説明があると、ユーザーはプロへの信頼を強く感じるようになります。

ピンポイント

一つ一つのWEBコンテンツが獲得するアクセスは少ないですが、ロングテールの法則が適用できます

一つのWEBコンテンツで購買に繋がるユーザーは少ないかも知れませんが、WEBコンテンツはコマーシャルのように費用の支払いが終われば消えてしまうものではありません。ドメインとサーバーの契約が続く限り掲載され続けるので、一つのWEBコンテンツが獲得するユーザーは少なくても、WEBコンテンツが積みあがると獲得できるユーザーもどんどん積みあがって行きます。コマーシャルのように掲載する限りコストが発生し続けるものとは違うので、超ロングテールキーワードで少ないアクセスでも濃いユーザーを獲得できれば十分です。「人気商品ではない商品の総売上が、上位の人気商品の売上を上回る」というロングテールの法則と同様に、アクセス数の少ないWEBコンテンツの総アクセス数がメインキーワードのアクセス数を上回るようになれば、コンテンツマーケティングは成功です。

一つのWEBコンテンツの公開で、目覚しい効果が無くてもWEBコンテンツの公開を辛抱強く続けて行くことが大変重要です。WEBコンテンツは長い時間をかけてユーザーがファンになってくれて購買に繋がるものですから、一つのWEBコンテンツの公開がすぐに購買に繋がることはありません。

コンテンツマーケティングに繋がるような商品に近い情報の場合は、商品に対する課題や問題は共通している場合が多いので、共有できるキーワードの場合もありますが、商品から離れたWEBコンテンツを求めて訪れるユーザーは個人的に感じている課題や問題を解決したいと思っているので、多くの人と共有するようなキーワードではありません。ユーザー一人一人が感じている課題や問題はとても個人的なことで、多くの人が同じ課題や問題を感じているとは限りません。しかし、それぞれの問題や課題はユーザーにとって解決を渇望しているものなので、確実な解決策が見つかれば是非採用したいと考えています。

一つのWEBコンテンツが多くのユーザーに共感される可能性は低いですが、強いファンを一人ずつ作ることが出来ます。強いファンを獲得出来れば、そのユーザーは固定客になってもらえるので、WEBコンテンツを積み上げて、固定客を獲得できるページを増やせば、コマーシャルページからは得られないファンを多く獲得出来ます。ファンを多数獲得できれば、インターネットの売り上げは安定して成長するようになります。

  1. 良質なWEBコンテンツとはユーザーの質問に対する明快な回答です
  2. コンテンツマーケティングは売り込みしなくてもコンテンツで商品が売れる仕組みにすることです
  3. コンテンツSEOで検索エンジンからの流入を増やす
  4. 共起語を含んだコンテンツを作成してSEO効果を高める

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