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ミシュランガイドの発行元はタイヤメーカーです
美味しいお店を紹介してドライブしてもらう
ミシュランガイドを発行しているのは、フランスのタイヤメーカーのミシュランです。ミシュランがミシュランガイドを発行するようになったのは、世界各地の美味しいお店を紹介して、その店へ行くために車を利用してドライブしてもらうことです。ドライブしてもらうことでミシュランのタイヤを使ってもらおうと考えたのです。
ミシュランガイドはグルメ本としては確固たる地位を獲得しており、ミシュランガイドに掲載されたお店は多くのお客様が来店するようになります。ミシュランガイドで本当に美味しいお店を紹介することで、ミシュランのブランドイメージを向上させ、ユーザーからの信頼を高めることに成功しています。
一見、商品と直接繋がらないような情報でも、関連性を導き出して、ユーザーにとって嬉しい確かな情報を継続して掲載することで、ユーザーから信頼を勝ち取り、ファンを作ることに成功しています。
ミシュランガイドでタイヤのコマーシャルはしていません
ミシュランはタイヤメーカーですが、ミシュランガイドでタイヤのコマーシャルをしようとは思っていません。コンテンツマーケティングと言うのは、コマーシャルとは一線を画するもので、ユーザーにとって嬉しい情報によって、長い目で見て自社の商品の購入に繋がる情報です。
商品が高品質だと言うのは、売り手側であれば当然のことで、その売り込みをユーザーは全面的には信用していません。
ミシュランガイドの事例を参考にすると
WEB制作会社が売れるホームページの実例や施策などを紹介するのもコンテンツマーケティングです。
アパレルショップが今シーズンのお勧めコーディネートを紹介したり、その服が似合う場所を紹介するのもコンテンツマーケティングです。
食品会社がお勧めレシピを公開するのもコンテンツマーケティングです。
このように、商品そのものを売り込むのでは無く、利用を促進するような情報を掲載して、ユーザーに喜んでもらうようにして、長い目で購買に繋がるようにすることが大切です。商品を売り込むだけではなく、直接商品を売る情報にならなくても、ユーザーにとって嬉しい情報を公開することで、ユーザーがファンになってくれるのです。
コンテンツが無く、商品を売り込むコマーシャルだけを掲載しているサイトは将来ユーザーから嫌われるようになる可能性もあります。今のうちにコンテンツを掲載するようにしましょう。