KJ法を使って社内でコンテンツを生み出す方法

発想を生み出すブレーンストーミングと発想を統合するKJ法

WEBコンテンツを生み出す上で、発想法を活用するのはとても良いことです。このページではKJ法をご紹介します。KJ法はブレーンストーミングなどにより、様々なアイデアが出た後に、その多様なアイデアを統合して、新たな発想を生み出す方法です。

KJ法を行うために必要なものは、①黒、赤、青のペン又はマジック。②クリップ又は輪ゴム多数。③名刺大の紙片(カード)多数。④模造紙です。

多様なアイデアを生み出すブレーンストーミング

KJ法を行う前に、社内のいろんな部署から数人を集めて、「社内にあるユーザーが嬉しい情報」などのテーマでブレーンストーミングを行います。司会進行係と記録係を決めて、各自の発言を簡潔にまとめて記録係がカードに書き込みます。ブレーンストーミングには4つのルールがあります。ブレーンストーミングの時点でコンテンツの候補となる情報が多数出てくるはずです。

1、他人の意見を批判しない

他人の意見を批判してしまうと、自由で創造的な意見が出にくくなってしまい、本来出るはずのアイデアも出なくなる恐れがあります。批判されない安心感で多くのアイデアが出てきます。

2、自由奔放に意見を述べること

こんなことを言ったら他の参加者に笑われるのではないかと言う自己抑制を抑えて、思いつくままに意見を出し、全く意見に制限を与えないことです。意見の中にはテーマから外れたと思うものもあるかも知れませんが、KJ法で統合すると、関係のあるアイデアかも知れません。

3、出来るだけ多くのアイデアを出すこと

質より量で、とにかく自分自身の制限を取り払ってできるだけ多くのアイデアを出すこと。量が出れば出るほどコンテンツになる候補がたくさんあることになるので、出来る限り多くだしましょう。

4、他人の意見に便乗OK

他人の意見に触発されて、新たに浮かんだアイデアがあったらどんどん発言すること。他人の意見に触発されて浮かぶアイデアは顕在化していないコンテンツの候補で、気付かないコンテンツがたくさん見つかるはずです。ここがブレーンストーミングの特徴です。

以上のルールに従って、メンバーからの発言を元に記録係が簡潔にカードに黒のペン又はマジックで書き込みます。発言が二つの事柄に関してのものであれば、カードは二枚に分けて書き込みます。

記録したカードが数十枚から百数十枚程度になれば、ブレーンストーミングは終了です。多い時には300枚くらいになることもあります。

コンテンツの候補はこのブレーンストーミングの段階で発想するのですが、このままだと情報が混沌としていて、何が重要なのか、どれから情報発信すれば良いのか分かりません。

アイデアを統合するKJ法

カードを並べる

KJ法では、ブレーンストーミングで書き込まれたカードを、テーブルの上に広げて、近い内容のものを集めてグループを作って行きます。そして、近い内容で集められたカードを一言で表す「表札」を青のペン又はマジックで書き、表札を上にしてクリップか輪ゴムで止めます。この作業を全グループで行います。

カードを小グループにする

この時点では数枚程度のグループとし、大きくまとめてしまわないようにしましょう。また、どこのグループにも属さない一枚は無理に他のグループに入れずに、一枚にしておきましょう。

ここで出来た小グループと近いグループをさらにまとめて、中グループ、あるいは大グループを作り、「表札」を赤のペン又はマジックで書き、輪ゴムでくくります。

カードを中又は大グループにする

この小グループ→中グループ→大グループとグループを大きくして行く段階で、一度まとめたグループを小分けにすることは避けましょう。

もう一度小グループに分けて模造紙に並べ、どんな配置にしたら良いか考える。配置したものを読んで行き、つながった言葉になったら、内容を理解したと言うことです。

配置を考える

配置が完了したら、中又は大グループの表札を上に配置して、囲みます。囲まれるいくつかの小グループの中には中又は大グループで2つのグループに含まれる場合があります。そして、そのグループごとの関係を線や→などで結びます。

グループごとを関連付ける

関係を線で結んだら、参加者それぞれ重要と思うグループの上位から5票、4票、3票と投票します。6位以下には投票しません。これで得票の多いグループから優先順位を付けてコンテンツを作成すれば良いのです。

こうやって分類することによって、社内で発信できるコンテンツがいくつかのグループに分かれて示されます。示された内容にしたがって、分類ごとにコンテンツを制作して行けば、どんな会社でもかなりの量のコンテンツを発信することができます。

コンテンツを作り終えたら、もう一度違ったメンバーで同じテーマでKJ法を行うか、中グループごとに再度KJ法を行って、さらに深く掘り進めてコンテンツを見つけ出すなどを繰り返して行けばコンテンツが枯渇するようなことはありません。

出典 川喜田 二郎 発想法―創造性開発のために (中公新書 (136))

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