インターネット専業へ

インターネットの受注が順調に伸びて、下請け加工の比率が20%を切ったあたりで、取引先と今後について話し合い、下請けを止めることになりました。

自分としては、もう少し下請けを続けながら転換したいと考えていましたが、発注側とすると、僅かな工数のために担当者を置いて管理すること自体が、大きなムダになってしまうので、思い切って脱下請けに踏み切りました。
ネット専業の初年度は、下請けの売り上げの減少分を補うには力不足で、特に冬場は厳しい経営を強いられました。
しかし、二年目は9月のリニューアル以降のご注文も順調に推移していて、冬場の落ち込みもかなり食い止めることができそうです。これでやって行けそうな状況になってきました。

階級制度の壁

元請けと下請けの関係は、階級制度のようなもので、下請けの階級から上へ上がろうとすると、上流階級の人たちから強烈な反発が起こります。
「奴隷はずっと奴隷をしていろ!」ということなのでしょう。

実際に、当時の取引先の部長から「お前のところが、生地を買えないようにしてやろうか!」と言われたことも。

その時は、仕入先の社長が機転を利かせて「私の会社は伝票が通っているだけで、どこの工場から生地が出ているのかわからないのです」と言ってくれたおかげで、危機を回避することができました。

金融機関も、強い者に立ち向かって孤独に戦っている経営者に手を差し伸べることはありません。自力で上流階級を勝ち取ってしまえば、金融機関は擦り寄ってくるのでしょう。

このような環境の中で、戦い続ける精神力は尋常なものではなく、下請けから転換するよりも全く新規に事業を立ち上げる方が楽かもしれません。

小さい成功体験の積み重ね

その人がどれだけやれるかは、その人が自分自身をどう評価しているかに大きく左右されるように感じています。

自分で自分のことを正しく評価していて、自分は「必ずできる」と思える人は、チャレンジするし設定した目標を時間をかけても必ず達成するものではないかと思います。

反対に、自分はちっぽけな人間だと思っている人は大きな目標も持たず、行動も起こさないようです。

自分に対して肯定的な評価ができるかどうかは、若い時から小さい成功体験を積み上げてきているかどうかだと思います。
成功体験というのは、同じ経験をしてもその中に小さな成功を感じることができたかどうかなのではないかと思います。

周りから見ると一見失敗したかのように思える状況でも、その中にある貴重な経験を成功と捕らえる前向きな能力のことです。

青信号を待っている人

いろんな経営者の方とお会いして感じるのは、すごく勉強熱心な経営者の方が多くいらっしゃることです。

しかし、多くの方たちが、経営理念だ中期経営計画だと言っている割には行動しないなぁというのが偽らざる感想です。

こういう方たちは目的地にたどりつくまでの信号が全て青になるタイミングを待っているのではないかとさえ感じます。

経営計画や理念だと言っても、常に自分の安全圏でしか行動しない人は安全圏内の計画しか立てないわけで、大きな変革などはありえない。

こういう経営者ほど社員に「改革しろ!」と言っているんだろうと思います。

安全圏を一歩出て、いろんな恐怖体験をしながら頑張っていると、いつしか慣れてきて、怖かった範囲も次第に安全圏と感じるようになるのです。
そうしたら、また一歩外へ出れば良いのです。

障害の多さ

最近、いろんなところで講演させていただく機会も増えてきて、参加者から質問を受けるのですが、参加者の方自身が持っている商材や取引形態が、新規の販路開拓がいかに困難かを説明される方がいらっしゃいます。

「こんなこと説明して何になるんだろう」と思いながら聞いています。
人それぞれの心の習慣があって、同じ状況にあっても、障害を見ている人と可能性を見ている人では、結果は大きく違ってくると思います。

良質なWEBコンテンツとはユーザーの質問に対する明快な回答です ・何度も経営危機に直面したコンテンツ ・服の品質の見分け方

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