企業側が発信したい情報とユーザーが求めている情報のギャップ

企業が発信したい情報とユーザーが求めている情報にはギャップがあります

企業側はとにかく商品の良さを伝えたいと考えていて、ひたすら商品の良さを訴えていますが、ユーザーはその商品が自分の生活のどんな問題を解決してくれるのか、どう生活を豊かにしてくれるのかを知りたいと思っています。ユーザーは商品を使用して様々な不満や問題に直面します。企業が売り込んでいる商品が自分の抱えている問題や不満を解決してくれるのかどうかが判断できるWEBサイトが少なすぎるので、ユーザーは判断できないのです。

企業側は商品がいかに優れているかや、企業や商品の受賞暦など、いわば、企業や商品の自慢話をしているようなものです。このような自慢話は、最初は良くても、長い時間繰り返し聞かされるとうんざりしてくるものです。WEB上には、このような情報が溢れかえっており、ユーザーは辟易としているのが現状だと思います。検索エンジンで上位に表示されたサイトをいくつか見ても、どれも同じような商品にしか見えず、一見してユーザーの不満や不便を解消できる商品の差別化している部分が伝わらないのです。

スペックをどれだけ表示しても商品の良さは伝わりません

そもそも、企業のホームページでは商品のスペックは表示されていますが、どんなユーザーのどんな問題が解決できる商品なのかは全く表示されていません。同じ商品を販売しているサイトでもアフィリエーターのサイトの方が、顧客の視点のレビューが書かれていて、購入を検討している人にとっては有益な情報があります。アフィリエーターのサイトからユーザーが求めている情報を参考にすることができます。

例えば、飲食店のホームページだと、自分のお店がいかに厳選した食材で、こだわった製法で料理を提供しているかを書きますが。ユーザーはそのページよりも「食べログ」のレビューの方を重視してお店を選んでいます。どんなに厳選した素材をこだわった製法で作っていても、先にお店を利用したユーザーが喜んでいなければそのお店に行こうとは思いません。これは、レビューがユーザー目線のコンテンツになっているからなのです。

ホームページが往々にして、企業目線の情報発信になってしまうのは、営業マンに近い人が情報発信するからです。往々にしてWEBサイトの担当者も営業に近い立場の人が多いと思います。開発現場から営業現場へ移るほど売り込みは強くなります。営業の最前線にいると、どうしてもスペックを伝えてしまいます。ユーザーはスペックでは無く、その商品が自分の不満を解消してくれるのかどうかに関心があります。例えば、商品を開発した人であれば、開発段階でユーザーのニーズや既存の商品の不便なところなどを検討した上で商品の開発を始めているはずです。ユーザーのどんな不便を解決できるのか、それを実現する設計思想や信念のようなこだわり、ユーザーを唸らせるような作り手の魂を伝えるような、強烈な個性が表出されるようなWEBコンテンツにユーザーは引き込まれます。新商品を開発する時にリサーチした既存商品の問題点やそれを解決する具体的な方法がどんな視点から生み出されたのか、その商品を実際に試作する段階でぶつかった困難やその解決策をどうやって導き出したのか、テストマーケティングの時のユーザーの反応から、さらに商品に改良を加える時に考えたこと。量産する時にぶつかった問題点。実際に販売を開始してからのユーザーの反応など、挙げれば切が無い程です。普通だったら隠れていて、表に出ない情報にコンテンツがあります。ユーザーは表に出ている情報より、商品が開発された背景や思想などに興味を引かれるのです。

商品を知り尽くしているからこそ書ける、小さな違いがユーザーの満足に大きな影響を与える部分など、作り手にとっては、当たり前で「こんなこと」と普段は見逃しているようなところにも、コンテンツになりうることは隠されています。スペックばかり伝える企業目線から離れて、ユーザーが不便に思っていることを解決できる小さなこだわりを書いてみましょう。ユーザー目線になることで、不満や不便や悩みを解決できる情報を発信できるようになります。要は、同じ商品でも見る角度を変えることで、商品の伝え方が変わって来ると言う事です。企業目線で、「売りたい」が先行すると、押し売りになってしまいます。どんなに良い商品でも押し売りは敬遠されます。商品には自信があっても、商品を押し付けてはいけません。商品がユーザーにとってどんな価値があるのかを伝えないと、ユーザーの心を動かすことは出来ないのです。

これまでのコマーシャルのような一方的に企業からながされる情報から、ユーザーが求めている情報に変えることで、ユーザーとの接点が生まれ、もっと詳しく知りたいと言うアクションが生まれたり、SNSで共有されたり、blogに書き込んでリンクされたりするのです。ユーザーが企業が出しているコンテンツに共感してくれれば、情報はどんどん拡がって行きます。

  1. 良質なWEBコンテンツとはユーザーの質問に対する明快な回答です
  2. コンテンツマーケティングは売り込みしなくてもコンテンツで商品が売れる仕組みにすることです
  3. コンテンツSEOで検索エンジンからの流入を増やす
  4. 共起語を含んだコンテンツを作成してSEO効果を高める
  5. コンテンツがユーザーの判断基準になることは理想的なことです

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください